2011-01-01から1年間の記事一覧

舌の味覚の「五味」と「五大栄養素」の関係

[脳/食育]DIET講座(271) 舌の味蕾は、私たちの生命と健康を守るためのシステムであり、 味蕾で感知した味覚情報は、脳への必須の情報源である。 舌の表面の味蕾という感覚器にある味細胞が味の情報をとらえる。 その基本的な味覚には、甘味、塩味、苦味、酸…

舌の味覚情報は、生命を守るシステムです。

[脳/食育]DIET講座(270) 舌にある味蕾(みらい)は、脳への食物情報を伝達する発信基地である。 私たちが口に入れた食物は、唾液によって溶けて、 舌の表面の味蕾という感覚器にある味細胞が味の情報をとらえる。 その情報を電気信号に変換し、感覚神経を伝わ…

脳の健康と体の健康は、別である。

[脳/食育]DIET講座(269) 脳と体はその構造と機能が大きく異なる。 脳と体の構成成分の違い、血管の仕組みの違い、 体は脂肪分解成分の遊離脂肪酸を直接エネルギーとして使えるが、 脳はブドウ糖がエネルギー源である。 すなわち、体脂肪のように 予備のエネ…

糖尿病になるダイエット法

[脳/食育]DIET講座(268) 代用食品類や単品食品の使用、炭水化物の摂取制限、 厳しい食事制限などによるダイエット法による 「糖分の供給停止や制限」によって 「糖尿病」になっている人が増えているという。 「やせて、糖尿病を予防!」が、逆に糖尿病の誘因…

糖分制限のダイエット法と糖尿病の関係

[脳/食育]DIET講座(267) 代用食品類や単品食品の使用、炭水化物の摂取制限、 厳しい食事制限などによるダイエット法による 「糖分の供給停止や制限」によって 「糖尿病」を発症する人が増えているという。 肥満による糖尿病を予防するダイエットと唱えている…

もてはやされているダイエット法は、脳が栄養失調になる。

[脳/食育]DIET講座(266) 今、世の中でもてはやされている 代用食品類・単品食品類使用、糖質や炭水化物を制限する方法、 そして、厳しい食事制限をする方法などは、脳が栄養失調になる。 栄養失調になった脳は、 不足している多種多様な栄養物質を補うために…

脳にとって危険なダイエット法

[脳/食育]DIET講座(265) 脳の健康に危険なダイエット法とは、 脳が必要としているエネルギー(糖質)、アミノ酸(蛋白質)、 脂肪酸(脂質)、ビタミンB群・他((ビタミン)、 カルシウム・他(ミネラル)の 供給を停止、または、制限する方法である。 生命と健康を守…

脳の健康を損なうダイエット法とは?

[脳/食育]DIET講座(264) 「二十世紀にもてはやされている体の健康のためのダイエットは、 脳の健康を損なっている可能性がある」 ジェームズ・ワトソン博士の警告は、 現在も続いている今日的な問題である。 代用食品類や単品食品の使用、厳しい食事・糖質(…

[脳/食育]DIET講座(263) ジェームズ・ワトソン博士の警告(続) 「二十世紀にもてはやされている体の健康のためのダイエットは、 脳の健康を損なっている可能性がある」 DNAの二重らせん構造を解明しノーベル賞を受賞した かの有名なジェームズ・ワトソン博士…

ジェームズ・ワトソン博士の警告。

[脳/食育]DIET講座(262) 「二十世紀にもてはやされている体の健康のためのダイエットは、 脳の健康を損なっている可能性がある」 DNAの二重らせん構造を解明しノーベル賞を受賞した かの有名なジェームズ・ワトソン博士の警告である。 文明病である肥満解消…

「食の安全対策」〜「安全に食べる知恵」と「下ごしらえの知恵」

[脳/食育]DIET講座(261) 今回より「食の安全対策」の一環として、 「環境ホルモン」や化学物質で造られた「合成食品添加物」 そして「遺伝子組み換え作物・食品・食材」を避ける 「賢い食べ方」の具体的な方法をブログの後半に時々に追記します。 これは、当…

「魚介類」〜安心な魚の見分け方

[脳/食育]DIET講座(260) 「食の安全対策」〜 環境ホルモンの一種である猛毒の「ダイオキシン類」の 人体への取り込みは、 食物経由が約98パーセントです。 その内、86パーセントは魚介類からです。 魚介類からの比率が高いのは、海が汚染されているからです…

遺伝子組み換え作物・食品の問題点

[脳/食育]DIET講座(259) 「食の安全対策」〜 市場には、大豆製品をはじめ遺伝子組み換え食品があふれています。 米国産の大豆の約92パーセント、トウモロコシの約80パーセントは 組み換え作物です。 (2008年・米国農務省) 消費者には判別できないのが現状で…

「食の安全対策」〜輸入されている遺伝子組み換え作物

[脳/食育]DIET講座(258) すでに米国からは遺伝子組み換え作物が 大量に輸入されており、食卓に入り込んでいます。 あなたの体内にも確実に摂り込んでいます。 EUのように家畜用の飼料だけであれば、 体内に取り込むことはなかったでしょう。 この作物に対す…

「食の安全対策」〜遺伝子組み換え作物について

[脳/食育]DIET講座(257) 環境ホルモンや合成食品添加物の有害化学物質とは異なりますが、 遺伝子組み換え作物についても「食の安全対策」として不可欠です。 遺伝子組み換えとは、「動物」(微生物、魚など)の 特異性(除草剤耐性、害虫耐性)のある遺伝子を 「…

「食の安全対策」と「内臓脂肪型肥満」の関係

[脳/食育]DIET講座(256) ダイエットによる脂肪動員による中性脂肪の減少によって、 それ以前よりも有害化学物質の含有濃度が高くなりますから、 刺激を強く受けることになり、発ガンなどのリスクが高くなります。 一番問題になるのは腹腔内に脂肪が蓄積して…

「食の安全対策」と「ダイエット」の関係

[脳/食育]DIET講座(255) ダイエット中は、環境ホルモン、食品添加物など 有害化学物質に対する対策が不可欠です。 すなわち、体脂肪に蓄積している 有害化学物質の排出対策のないダイエット法は危険です。 特に、加齢とともに有害化学物質の蓄積量が多くなり…

「食の安全対策」〜体内の有害化学物質の排出について

[脳/食育]DIET講座(254) すでに私たちの体内には、 食物経由の有害化学物質が累積しています。 それらの物質は全身の脂肪細胞・組織に溶け込んでおり、 さらに意識するか否かに関わらず日々取り込んでいます。 それらの有害化学物質に対する最低の対策は、 (…

「食の安全対策」〜考え方、習慣などを変えること。

[脳/食育]DIET講座(253) 「健康な生活を営む最大の要素は、食生活のありようです。 病気も肥満もその根底にあるの、日々に口に入れる 「食物の選択」と「食べ方」の間違いです。 この食生活の歪みは体だけでなく精神活動にも悪影響を与えます。 さて、ダイエ…

「食の安全対策」〜エコチル調査とは

[脳/食育]DIET講座(252) 科学は、人間の豊かな生活実現に大いなる貢献をしています。 1950年以後において化学物質が数千種類合成されています。 それら合成化学物質は、私たちの生活に有益をもたらせています。 農薬としての殺虫剤など、食品添加物としての…

「食の安全対策」〜毒性の強い食品添加物リスト

[脳/食育]DIET講座(251) 自然界に存在しない合成化学物質で作られている 主な食品添加物のリストです。 毒性が強く使用基準が厳しく規制されている、 極力避けたい添加物です。 奥様などに家庭内にある加工食品のラベル表示を 一度よく確かめるように勧めて…

毎日50種以上の合成食品添加物を摂りこんでいます。

[脳/食育]DIET講座(250)「食の安全対策」 石油などで化学的に合成された天然物ではない 「合成食品添加物」は現在約350種あります。 あらゆる種類の加工食品に使われています。 その中には毒性が強く発ガン性があると指摘され、 その使用量が厳しく規制され…

ダイオキシン類は安全か?

[脳/食育]DIET講座(249)「食の安全対策」 〜ダイオキシン類対策法 2000年に施行された「ダイオキシン類対策法」において、 WHOが最終目標とするTDI(耐容1日摂取量/pg/1kg体重/日) 「1pg」とせず、「4pg」としたことによって、 安全だということになったので…

アトピーな日本。

[脳/食育]DIET講座(248)「食の安全対策」〜 「沈黙の春」で警告・予言されていた通り、 日本の多くの田んぼは、 蛙も鳴かない死んだ田んぼになっている。 その田んぼにつながる小川にはメダカもトンボもいない。 「明日のための寓話」に書かれた情景と同じで…

「沈黙の春」の警告・予言の現実化

[脳/食育]DIET講座(247)「食の安全対策」 夏の夜は田んぼのカエルの鳴き声がにぎやかで、 子守唄のような心地よい響き。 小川にはメダカがスイスイ、トンボが川草で昼寝。 ひと昔まえ、そんなのどかな風景が身近にあった。 今、田んぼからカエルの鳴き声聞こ…

あなたの健康を奪う〜環境ホルモンとは

[脳/食育]DIET講座(246)「食の安全」 環境ホルモンとは日本における造語です。 正式名称は「外因性内分泌かく乱化学物質」です。 その代表格が猛毒の「ダイオキシン類」です。 1969年に発生した「カネミ油症事件」は、 ダイオキシン類の一種の「PCDF」(ポリ…

あなたの食べ方は、あなたの生き方です。

[脳/食育]DIET講座(245)「食の安全対策」 食べ方とは、日々に食べている食品・食材の内容のことです。 その善し悪しによって、ガン発症のリスクの高低になります。 すなわち、健康な生活を営む最大の要素は、食生活のありようです。 肥満も病気もその根底に…

あなたの食事は安全ですか?〜「食の安全対策」の必要性について

[脳/食育]DIET講座(244) 今回から「食の安全」の必要性について概説します。 より詳しくは、全国書店で発売中の 拙著「やせるヒントは脳にある」(西日本新聞社・刊) で解説しています。 平成18年施行「食育基本法」に以下のように明記されています。 ・同法…

砂糖よりも太る食品があります。

[DR.BRAIN_DIET〜脳&食育]講座(243) 甘味は味覚の王様ですから、万人が好みます。 特に甘味は、脳に対するブドウ糖の原料だとの情報ですから、 脳にとっては必須の味覚です。 但し、人工甘味料ではなく、天然の有機物に限ります。 米、やイモ類など炭水化物(…

砂糖を料理に使っても太りません。

[DR.BRAIN_DIET〜脳&食育]講座(242) 砂糖は太るから、料理に使ってはダメと主張する人たちがいます。 その人たちにかぎって、人工甘味料を勧めています。 結論から言えば、砂糖だけでは脂肪細胞の中性脂肪になりにくいのです。 料理の調味料として使っても心…