2009-01-01から1年間の記事一覧

講座(42)危険な方法とは?(続)

ダイエットで一番危険なことは、普通の食物を食べないという方法です。代用食品類や単品などでやせる方法です。脳と肉体を栄養失調に追い込む方法だからです。 特に脳のエネルギー源はブドウ糖であり、絶えず一定の血糖値を保つ必要があります。人工甘味料は…

講座(41)危険な方法とは?

「止めたらすぐリバンドして体重は逆戻り〜」「やせる前よりも太ってしまった〜」「やせたけれど、皮膚がたるんでしまった〜」「バストが小さくなって、脚は太いまま〜」「生理が止まってしまった〜」 ダイエットを経験された皆さん、そのような体験はありま…

講座(40)ダイエット・ブームの実態とは?

ダイエット・ブームが起きて、「やせる○○」「○○でやせる」といううたい文句が氾濫した。それらの方法は、過去から数百種はある。 現在でも「○○でやせる」という商品などが氾濫している。それらを使った人たちは、一体どうなっているだろうか。それら熱病に似…

講座 (39)いつの時代から「やせる」があったのか。(続)

戦後20数年を経過した1960年代後半に「やせる」ブームが起きた。かの有名なファッションモデルのツィギーの来日である。飛行機のタラップから降りてくるときに見せたそのスリムな体形とミニスカートの脚線美。その圧倒的な美しさは、女性たちに衝撃を与えた…

講座 (38)いつの時代から「やせる」があったのか。

ダイエット・ブームの主役は、いつの時代も女性である。最近は、メタボという言葉に象徴されるように男性も関心が高くなってきた。 女性のスリム志向は、1920年頃、大正時代といわれている。詩人であり画家であった竹久夢二の美人画が若い女性の憧れの的にな…

(37)〜砂糖よりも太る食品とは?

甘味は味覚の王様ですから、万人が好みます。特に甘味は、脳に対するブドウ糖の原料だとの情報ですから、脳にとっては必須の味覚です。但し、天然の有機物に限ります。 米、やイモ類など炭水化物(糖質類)もその原料となります。特に米は、脳にとっては良質の…

(36)〜ダイエ砂糖を料理に使うと太りますか。

砂糖は太るから、料理に使ってはダメと主張する人たちがいます。結論から言えば、砂糖だけでは脂肪細胞の中性脂肪になりにくい。 料理の調味料として使っても心配ありません。調味料としての砂糖の量で太ると主張するのは滑稽なことです。一日の消費エネルギ…

{食育・ダイエット](35)〜脳が栄養失調になると、生活にどのような影響を与えるでしょうか。

脳が栄養失調になると、意欲、記憶力、集中力、理解力の低下、そして感情のコントロールなどが欠如します。すなわち、ココロの発現が不安定な人になります。 脳の栄養失調の誘因にもなる朝食抜きの習慣のある子供たちの学力は低いことが判明しています。朝食…

(34)〜代用食品類を使うと脳が栄養失調になるとは?

ダイエット食品類やバナナなど単品食品でやせようとしている人たちの脳は栄養失調になります。数日であれば問題ありませんが、長期間続けると危険です。 ダイエット食品という加工食品原材料の表示を確認してください。どのような栄養物質が含まれていますか…

(33)〜脳の栄養失調とは、とういうことですか?

ほとんどの人は脳の栄養について無関心だと思います。首から下の肉体の栄養学については知っていても、脳の栄養については知らないというのが実態だと思います。 代用加工食品類や単品の食べ物を使ってやせることは、肉体を飢餓の状態に追い込んで病的に「や…

(32)〜ダイエット法が次から次へと出てくるのは、なぜですか?

なぜ、次から次へとダイエット法が出てくるのか、不思議である。同じ人間の体のことである。同じ人体の体成分に対することである。体内の余分な脂肪を減らすことである。あれや、これやと、名称を変えて、宣伝されては、消えて行く。 その結論は、ダイエット…

(31)〜バナナと納豆(その4)

バナナと納豆を食べると、脳が大変喜びます。ところが、「食の安全」という視点からは注意する必要があります。 それは、バナナ、そして納豆の原料の大豆は輸入品が多いことです。バナナの栽培には農薬が使われている確率が高く、米国からの多く輸入している…

(30)〜バナナと納豆(その3)

首から下の肉体に対する栄養学は、脳への栄養物質の供給については触れていません。そのために脳の栄養失調の状態が長年続いたことが、アルツハイマーなどの認知症になる主な原因ではないかと思っています。 それら認知症の改善に有効な食生活に加えたい食物…

(29)〜バナナと納豆(その2)

バナナと納豆を毎日食べると、脳が大変喜ぶと述べました。その理由は? バナナと納豆は脳に大変よい効用を与える食物です。両者に共通するのは、まず、ビタミンB群の含有量が豊富であることです。 脳内での神経細胞の再生、エネルギーや伝達物質などを生成す…

(28)〜バナナと納豆(その1)

「バナナダイエット」「納豆ダイエット」と一時、世間でもてはやされていましたが、今、信じている人はいないでしょう。 いや、今でも信じている人がいるかもしれません。 食物名の下に「ダイエット」をつけると、ウソになります。人はウソをつく脳を持って…

食育・ダイエット](27)〜「○○を食べてやせる」は本当ですか?

[すでに本ブログで述べている通りこの世の中に健康的にやせられる食べ物は存在しません。但し、「やつれ」させる代用加工食品は存在しています。 TVで「バナナでやせられる」と言えば、スーパーからバナナが消えます。「納豆で〜」では、納豆が無くなります…

(26)〜「やせる」と「やつれ」の違いは?

「食育基本法」において、「過激な痩身」に警告を発しています。「痩身」(病的にやつれる)ではなく、健康的に「やせる」ことの正確な意味は、三食、普通の食物を食べながら、体内の余分な脂肪量を減らして適正な量に調節する「健康ダイエット」のことです。 …

(25)〜健康的にやせられ食べ物は存在しない。

「何か特定の食べ物で本当にやせられるのですか」と、ある時のワークシップで出席者から質問されたことがある。 「健康にやせる」とは、単に体重を減らすことではく、肥満のもとの体内に蓄積している余分な脂肪量を減らすことである。即座に「そのような食物…

(24)〜「バナナダイエットの真相」

ダイエットに成功するとは、一時的に体重を下げることではありません。健康体重を生涯にわたり維持することが真のダイエット成功です。ただし、妊娠中の方の体重が増えることは自然なことですから、関係ありません。 ある時のワークシップの出席者から、「朝…

(23)「食べ方」は「生き方」〜あなたの選択は?(総括)

すでに述べたように、我が国は3人に1人がガンで死亡、毎年死亡者が増えているガン後進国です。その原因は約90%が本人の生活習慣、特に日々の食生活です。ですから、予防に力を注ぐべきなのですが関心が低いのです。 国民皆保険制度の落とし穴とも言える予防…

(22)「食べ方」は「生き方」〜あなたの選択は?

その人の「食べ方」は、その人の人生における「生き方」の選択です。「食べ方」とは、「食の安全」を考えて食生活をするか、あるいは、「食の安全」には、まったく無関心で過ごすかの違いです。ダイエット中の「食べ方」も、その人の「生き方」に大きな影響…

(21)ダイエットと食の安全〜その4「ガンの予防のために」(続)

[食育・ダイエット](20)の続きです。初めての方は、(20)を読んでください。 ダイエットをする人の「安全と健康」を守るためには、「食の安全対策」が必要不可欠です。でないと、たとえ体重が減っても、健康でないカラダであれば無意味です。ダイエットに関わ…

号外〜「茂木健一郎氏4億円無申告」〜脳科学者の脳を科学する(3)

「暇がなかった」「知り合いの税理士がいなかった」などの氏の無申告の言い訳内容から推測すると以下のように思える。 「国民の納税義務は百も承知していたが、無申告で済ませて、納税期限が過ぎれば、税金を納める必要が無くなり、得をする。だから、無申告…

号外〜「茂木健一郎氏4億円無申告」〜脳科学者の脳を科学する(2)

「茂木健一郎氏4億円無申告」の件は、過去3年間の無申告加算税を含む追徴税の納税だけでは、納得できない深刻な違法行為である。 国会では、税収不足を補うために、税金のムダ使い方を無くするために多くの国会議員、官僚、民間人が汗を流しながら「事業仕分…

号外〜「茂木健一郎氏4億円無申告」〜脳科学者の脳を科学する(1)

「茂木健一郎氏4億円無申告」という見出しの新聞記事を読んで仰天した。国税局の査察で摘発されたのが3年間分で4億円である。 (読売新聞朝刊・2009/11/10付) 脳科学者である氏は、本やTVで活躍している日本で一番有名な脳科学の学者である。人間は「前頭連合…

(20)ダイエットと食の安全〜その4「ガンの予防のために」

ダイエットする際は「食の安全」、特に「ガン予防」は重要なテーマです。なぜか?ダイエットとは、体内の余剰脂肪を減らし適正量に調節することです。脂肪細胞には、農薬などの環境ホルモン、合成化学物質で造られた食品添加物などのガンなどの発症要因になる…

(19)ダイエットと食の安全〜その3「体内に蓄積している有害化学物質」(続)

ダイエット中に食の安全対策をしないと、発ガンなどのリスクが高くなると述べました。 具体的にどういうことなのか、単純な例で説明します。但し、次の例の場合は、ダイエット中に食物などから、新たに体内に取り込まれる有害化学物質の量と自然に体外排出さ…

(18)ダイエットと食の安全〜その3「体内に蓄積している有害化学物質」

ダイエット中の「食の安全対策」は必須条件です。なぜなら、私たちの体内には、今までに食べてきた物に付着・含有していた有害化学物質が蓄積しているからです。 この有害物質の中には、発ガン性のある物質も多く含まれています。ガンによる死亡者数が年々増…

(17)ダイエットと食の安全〜その(2「その食品、食材は安全か?」

ひと昔前は、「食は安全」という暗黙の了解が成り立っていました。ところが現在の私たちは、美味しいか? 栄養価は? よりも、その食品、食材は安全か?を、問わねばならない時代に生きています。多くの食物が汚染されているからです。 輸入されている野菜や果…

(16)ダイエットと食の安全〜その1「命を守るために」

食は命です。ところが、現在の食の状況は、栄養価は? 美味しい? よりも、その食材、食品は安全か?を、第一に考える必要があります。 海からの恵みも、陸からの恵みも多くの食物は汚染されています。その上に、食品偽装問題に象徴される人為的な汚染問題もあ…