あなたの食事は安全ですか?〜「食の安全対策」の必要性について

[脳/食育]DIET講座(244)


今回から「食の安全」の必要性について概説します。
より詳しくは、全国書店で発売中の
拙著「やせるヒントは脳にある」(西日本新聞社・刊)
で解説しています。


平成18年施行「食育基本法」に以下のように明記されています。
・同法第八条(食品の安全性の確保等における食育の役割)抜粋〜
「食品の安全性が確保され安心して消費できることが
健全な食生活の基礎である」


明記されている通り、健全な食生の基礎は、食の安全性の確保です。
すなわち、食物の栄養価よりも、美味しいよりも
、優先すべきは、「食の安全性」です。


特に、ダイエット中の食生活においては、体脂肪に蓄積している
有害化学物質の排出対策が最も重要なテーマでなければなりません。


「食の安全」については、次の三つの問題に対する対策が必要です。
(1)環境ホルモン対策
(2)合成食品添加物対策
(3)遺伝子組み換え作物・食品対策
 

★大震災で混乱している社会、政治状況の最中、
 農水省は「遺伝子組み換え作物の栽培を承認」しようとしています。
 この問題についてはマスコミも 無視しており、
 多くの国民はこの事実を知りません。
 あまりにも意図的な拙速だと思います。
 農水省はネットで一般国民からの意見を2011年6月26日まで
 受付ていました。私は理由を述べ「承認反対」を投稿しています。



それらの問題に対する「安全に食べる知恵」を身につける必要があります。
今後の本ブログで「調理の下ごしらいの知恵」について連載しますが、
その目的について述べます。
男性の方は、奥様や料理をしてもらっている方にプリントを!


体内の脂肪細胞・組織に蓄積している食物由来の有害化学物質とは、
農薬などの環境ホルモン、化学物質で造られた食品添加物などです。
農薬類、PCB、ビスフェーノルA、ダイオキシン類、水銀・スズなどは、
野菜類・穀類他農作物、魚介類・海藻類、肉類、
卵類や乳製品など由来です。


それらの有害化学物質は、皮下脂肪、内臓脂肪、異所性脂肪をはじめ
肝臓、腎臓、甲状腺、卵巣、子宮、乳房、精巣、血液、そして脳など
全身の脂肪細胞に日々累積しています。
この現実から誰も逃れることはできません。


人体内に蓄積しているそれら有害巣化学物質は、
ガン(乳房、卵巣など)をはじめ催奇性、子宮内膜症
アレルギー、精子減少、生殖機能異常、
脳機能障害(異常行動、キレるなど)、
母乳汚染などの誘因と指摘されています。


すでに本ブログで幾度となく述べている通り、
日本はガン予防の後進国です。
3人に1人はガンで死亡、年間約34万人死亡。
毎年、34万都市が日本から消滅しているのです。
34万人は、東京都品川区、または、四国の高松市の人口です。
「3人に1人はガンで死亡」と聞いても、
多くの人は「自分は、大丈夫だ」と思っています。
ところが、いざガンになると、「なぜだ!」と嘆くのが常です。


ガン発症の原因は、遺伝的(家族性)な因子が約10パーセント、
生活習慣が約90パーセントと言われています。
この生活習慣の要因には、喫煙やストレスなどがありますが、
その主な原因は「食生活」です。口に入る物とも言えます。
空気と水が同じとすれば、
恣意的に選択できるのは食物だけです。(続)


★「やせるヒントは脳にある」(定価1,575円/送料無料)は
 下記より購入できます。ぜひ、ご一読ください。
西日本新聞ネット書店


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