2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

講座(153)〜脳が満足する食が、健康ダイエットの基本。

三食、普通の食物を食べて、 脳を満足させることが健康的なダイエットに成功のカギです。 脳は首から下の体と異なる点が多々あります。 すなわち、脳の健康と体の健康は別なのです。 多くの人は、脳と体を同じだと誤解しています。 その結果、脳を栄養失調に…

講座(152)〜肥満を解消する極意の考え方

「やせなければならない!」と 自分にプレッシャーを絶対にかけてはいけません。 それはストレスとなり、あなたを襲うことになり、 やがてつぶされてしまいます。 それよりも「自然のリズムに合った食べ方」「安全な食べ方」 そして「賢い食べ方」を身につけ…

講座(151)〜肥満を解消するとは、どういうことか知っていますか?

「肥満を解消する」とは、 体内に蓄積している余剰脂肪量を各年代に合った適正量 にすることです。 体重に占める脂肪量の比率が女性は20%〜25%、男性は15%〜20%です。 単に体重を減らすことが肥満の解消ではありません。 なぜなら、体重は「水分+筋肉・臓器…

講座(150)〜you are what you ate.

私たちがこの世に誕生したとき、多少のグラム数の違いがあるにせよ、 健やかで可愛い、美しい姿をしていました。 それから、20年、30年、そして、50年、60年という歳月の流れを経て、 今の自分が存在しています。 ある人は半世紀を経ても健やかで美しい体形…

講座(149)〜肥満は「結果」であり、「原因」ではありません。

肥満やメタボの状態は「結果」であり、「原因」ではありません。 この事実を無視して 体重を減らす」ことにとらわれた方法が氾濫しています。 その代表格が「○○を食べて、やせる」など単品食品を使う方法、 代用食品類を使う方法などです。 それらの方法では…

講座(148)〜体重変化と死亡リスク(その4)

40歳以降の中高年者の体重が5kg以上減少すると、 一体、なぜ、ガンのリスクが高くなるのだろうか。 今回の疫学調査では、その因果関係は不明とされている。 しかし、考えられる要因は存在している。 それは、加齢とともに体内に累積的に蓄積されている 有害…

講座(147)〜体重変化と死亡リスク(その3)

中高年者の体重が5kg以上減ると、 一体、なぜ、ガンによる死亡リスクが高くなるのだろうか。 この問題は、中高年者だけの問題ではない。 すぐれて年齢に関係のない日常的な問題である。 例えば、女性の乳ガンは、20人に1人の割合で発症している。 一昔前は、…

講座(146)〜体重変化と死亡リスク(その2)

厚労省の調査で注目すべき内容が含まれていた。 それは「体重減少とガンによる死亡リスク」である。 相関関係ではなく、 「ガン」という因果関係の要素に入っていることである。 それによると、 「体重変化2.4kg以内の人」と比較すると、 「体重が5kg以上減…

講座(145)〜体重変化と死亡リスク(その1)

2010年3月23日、厚労省の研究班は、 「中年期以降の体重変化と死亡リスク」について公表した。 調査結果によると、 中年期以降における「体重変化2.4kg以内を1として比較」すると、 「体重が5kg以上減った人」の死亡リスクは、 男性1.4倍、女性1.7倍であった…

講座(144)〜食の安全対策〜カネミ油症事件の教訓(その3)被害者の叫び!

1968年、食用「米ぬか油」に有害化学物質であるダイオキシン類が混入。 同油を摂取した約1万4千人が被害を受けた最大の食品公害事件。 42年経過した現在でも多くの被害者が苦しんでいる。 この事件は、私たちに大いなる教訓を与えている。 教訓の第一は、子…

講座(143)〜食の安全対策〜カネミ油症事件の教訓(その2)

1968年、食用「米ぬか油」に有害化学物質であるダイオキシン類が混入。 同油を摂取した約1万4千人が被害を受けた最大の食品公害事件。 42年経過した現在でも多くの被害者が苦しんでいる。 他人事ではなく、今の私たちの食生活に直接的に関わる問題である。 …

講座(142)〜食の安全対策〜カネミ油症事件の教訓(その1)

日本は食品公害の発生大国である。 その中の一つである最大規模の「カネミ油症」事件は、 発生後42年を経た現在も多くの被害者が苦しんでいる。 1968年、北九州のカネミ倉庫が製造した食用「米ぬか油」に 有害化学物質であるダイオキシン類の一種の PCDF(ポ…