2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

] 講座](53) 肥満の原因論(その6) 「朝食抜きで、夜にしっかり食べる」(続2)

〜アルツハイマー病との関係(A)〜 朝食抜きが常習の人のココロ(脳)の状態は最悪である。さらに、それら朝食抜きの習慣が長期間続いている人たちは、将来のアルツハイマー病などの認知症の予備群ではないかと思っている。 それは、長期間にわたる脳の栄養失調…

]講座(52) 肥満の原因論(その6) 「朝食抜きで、夜にしっかり食べる」(続1)

国の「食育推進基本計画」による「朝食を欠食する割合の減少」目標は〜□小学生4%(平成12年)→0%(平成22年目標)□20歳代男性30%、30歳代男性23%(平成15年) →15%以下(平成22年目標) 平成19年度の実態と22年の目標値を比較すると、その乖離はあまりにも大きすぎる…

]講座(51) 肥満の原因論(その6) 「朝食抜きで、夜にしっかり食べる」

「朝食を食べない習慣」と「夕食中心の食生活の」は習慣」は、二つ別々の要素であると共に二つの習慣は表裏一体の関係でもある。 まず、朝食抜きが常習の人たちがいる。「朝、食べる時間がない」「朝食を作る余裕がない」「朝はコーヒーだけ」「長年、朝食抜…

講座(50) 肥満の原因論(その5) 「必要以上に食べ過ぎてしまう」

食事をしてお腹が満腹すれば、食べられなくなるのが通常です。ところが、同じ物を食べても、満腹しない人がいます。一人は満腹、一人は満腹せずに「もっと食べたい」のです。もっと食べたい人は、満腹の人に比べて当然、太ります。この差は一体なぜ生じるの…

講座(49) 肥満の原因論(その4) 「脂肪を蓄える器が多い体質」(続)

脂肪は肉体のエネルギー源になりますから、飢餓に備えて余分に脂肪を蓄える仕組みが遺伝子に組み込まれているのです。筋肉細胞などにはない性質です。 正常な人の脂肪細胞数の3倍から4倍に増殖します。脂肪細胞数が多いということは、正常な人に比べて多くの…

講座(48) 肥満の原因論(その4) 「脂肪を蓄える器が多い体質」

脂肪を蓄える器が多い体質とは、脂肪細胞の数が多いことです。脂肪細胞は、他の細胞と同様に発育とともに増殖しますが、人によって脂肪細胞数に違いが生じます。 脂肪細胞は、他の細胞と異なり発育の程度と関係なく、異常に増殖する性質があることです。 脂…

講座[(47) 肥満の原因論(その3) 「やせない!」と嘆く肥満者〜

前回、肥満者の中には、血中のインスリン濃度が低くなるべき「空腹時」でも、なおインスリン濃度が高い状態の人がいると述べました。 この状態の肥満者は、空腹でなくても、絶えず、生理的な食欲が生じますので、「あまり食べていないのに、すぐ太る」ことに…

講座[(46) 肥満の原因論(その2) 「あまり食べていないのに太る」

食事を始めて約10分後に血中のブドウ糖の濃度がピークになります。それにつれて、すい臓からのインスリン分泌量が増加し、ブドウ糖を脂肪細胞に取り組む働きをします。この役割が終わると自然に血中のインスリン濃度が低くなります。これが普通の健康な人の…

講座[45) 肥満の原因論(その1)単純性と疾患性の肥満 

肥満の判定基準は、基本的には「体脂肪率」です。男性は「20%以上」、女性は「30%以上」が肥満です。但し、60歳以上の中高年者は、それぞれ「+5%」のほうが健康で長寿です。BMI基準では「25以上」が肥満です。 肥満という体脂肪の過剰蓄積状態の原因は、食…

あの日〜/01/17/05:46/

ゴゥオー!!という地鳴りと共に宙に身体が突き上げられた。その瞬間、「ギャー!!助けて!!」と叫ぶ悲鳴。ガラスの割れる鋭い音、棚が倒れる鈍い音。あの日の恐怖の記憶は、海馬の奥に刻まれている。1995年1月17日午前5時46分の出来事。今朝もなぜか5時30分頃に…

講座(44) 肥満とは(続)

肥満度の判定方法を日本肥満学会が示しています。肥満度を示す単位をBMI(Body Mass Index)という。体格指数を示すBMIは、肥満による疾病合併率との相関性に基づいています。 BMI基準値は「22」で、疾病との合併率が最も低いとされています。計算式は、「体重…

講座(43) 肥満とは

「太る」も「肥満」も、体内の脂肪細胞の中に中性脂肪として蓄積されることです。この蓄積されている脂肪量の度合によって、肥満かどうかが判定されます。また、体重が同じでも、人によって蓄えられている脂肪量に差があります。 人体の体重は、水分、脂肪、…

アメ玉の効用(4) 「食育・ダイエット」講座番外編

空腹になり間食が止められない人へのアドバイスです。 本当は、空腹で間食する人は、 毎日の三食の食べ方が間違っているのが原因です。 本来はこの原因を改善することを目的にすべきです。 しかし、試しに次の人たちに、ワインポイント教えましょう。間食に…

アメ玉の効用(3) 「食育・ダイエット」講座番外編

高速道路や長距離の車の運転時に「ガムを噛むから〜」という人がいるが、脳へのエネルギーの補給になっていない。なぜなら、ガムには化学物質で造られた人工甘味料が含まれている物が多い。表示をよく確かめる必要がある。人工甘味料は、単に甘いだけであり…

アメ玉の効用(2) 「食育・ダイエット」講座番外編

昨日の続きだが、添加物のない黄金色したアメ玉は使いようによっては、大変な効用がある。 長距離の車の運転は、脳への定期的なブドウ糖の補給が重要である。注意力、集中力、判断力を高める効用があるからだ。交通事故予防のために、黄金色のアメを座席の横…

アメ玉の効用(1)「食育・ダイエット」講座番外編

山登りの途中で、眺望のすばらしい岩の上でTシャツの着替えを終え、口にアメ玉を入れる。補給するアメ玉には、実はすごい効果がある。 脳へのエネルギーを補給しているのである。黄金色した無添加のアメが最良。赤、黄など、化学物質で着色されたアメはダメ…

号外/イノシシに遭遇か?

昨日も二時間余りの山登り。けもの道には、イノシシの足跡が無数。親子5頭が出没しているとの注意書きを思い出す。夜行性動物だからと安心していると、雑木林の中から、ガサガサと音がする。 耳を澄ますと、野鳥の鳴き声と何かが動いている音。もしも、イノ…

号外/2010/01/03

昨日、裏山の六甲山系の「けもの道」を約2時間余、散策した。例年は雪やみぞれなのに、今年は晴天。春のような陽気。 半Tシャツ1枚でも汗が出る。途中、3枚、着替えた。爽快であった。 大阪市内、西宮・芦屋浜、神戸湾、一望の果てにかすんで見えた。 国宝の…

号外/2010/01/01

明けましておめでとうございます。 皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。昨年に開設しました「DR.BRINのコラム」 多くの方に愛読頂き感謝しております。 今年もどうぞよろしくお願いします。現在、連載しています「食育・ダイエット」講座で述べています 概…