講座(40)ダイエット・ブームの実態とは?
ダイエット・ブームが起きて、
「やせる○○」「○○でやせる」といううたい文句が氾濫した。
それらの方法は、過去から数百種はある。
現在でも「○○でやせる」という商品などが氾濫している。
それらを使った人たちは、一体どうなっているだろうか。
それら熱病に似たブームから目か覚めると、
もう誰も見向きもしない。
残された教訓は「やせない」という事実だけである。
失敗した人たちは、次の新しい情報を待ちわびている。
TVから流される「○○でやせる」という番組に、
お腹を空かした子供のように飛びつく。
TV局は、そこが狙い目。視聴率を稼ぐ手段である。
納豆やバナナがスーパーの店頭から消えるという珍事が起きる。
このような現象は、日本だけだろう。
ダイエット音痴の国民である。
今は納豆もバナナもスーパーの店頭に十分に並んでいる。
それらに飛びついて人たちは、今、何を考えていることだろう。
食べては失敗という下痢をして、すぐに止める姿。
この繰り返しがダイエット・ブームの実態である。