(30)〜バナナと納豆(その3)

首から下の肉体に対する栄養学は、

脳への栄養物質の供給については触れていません。

そのために脳の栄養失調の状態が長年続いたことが、

アルツハイマーなどの認知症になる

主な原因ではないかと思っています。


それら認知症の改善に有効な食生活に加えたい食物の種類と量は〜

「バナナ1本」 

「納豆40g〜1パック」 

「脂身の少ない牛か豚の肉50g〜100g」

「赤身の魚一切れ(100g〜)」


その食物の食べ方は〜

バナナは「間食用」

 肉は「朝食か昼食」 

納豆は中高年の方は「夕食」

若い方は「朝食か昼食」でも良い。

魚は「夕食」が最良です。

中高年の方は「納豆を夕食」に食べてください。

その理由は、

納豆に含まれている「ナットウキナーゼ」という酵素は、

血栓を溶かす作用があるからです。

心筋梗塞脳梗塞の原因となる血栓は、就寝中にできます。

だから、納豆を食べるタイミングは「夕食」が最良なのです。


以上の他、ビタミン、ミネラルが豊富な野菜類、果物、海藻類などを

毎日しっかりと食べることは当然です。


■より詳しくは〜
「やせるヒントは脳にある」(西日本新聞社・刊)
全国書店で好評発売中です。ぜひ、ご一読を。
ネットでご購入は「西日本新聞ネット書店」へ。
定価(1,575円)送料無料
 http://shop.nishinippon.co.jp/asp/ItemFile/10000195.html