2012-01-01から1年間の記事一覧

免疫力とは

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(293) 自然治癒力である「自己診断」、「自己修復」、「再生機構」は、 すべての生物に内在している原始的な力です。 生命は、この力によって綿々と繋がれているのです。 山から下りてきた熊や猿が人を襲っています。 しかし、…

自然治癒力を阻害する要因〜薬(毒)〜「可能ならすべての薬を中止せよ。」

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(292) 老人ホームに入居されている元気な方は、 薬を飲んでいない人たちが多いと言われています。 (18)「可能ならすべての薬を中止せよ。 それが不可能ならば、できるだけ多くの薬を中止せよ。」 (173)「4種類以上の薬を飲んで…

自然治癒力を阻害する要因〜抗生物質の多用は危険

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(291) 「毒(薬)を以って、毒(病)を制する」は、 自然治癒力を弱める原因になっています。 風邪で病院に行くと、 必ずと言ってもよいほど抗生物質を処方されます。 過去、医学界では抗生物質は「救世主」と言われてきました。 …

自然治癒力を阻害する要因〜有害化学物質や薬(毒)の摂り込み

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(290) 私たちは日常的に自然治癒力を低下する生活をしています。 それは農薬など多種の環境ホルモン、化学物質で造られた食品添加物を 意識せずに毎日口から摂り入れています。 さらに、薬を無節制に飲んでいることです。 「薬…

自然治癒力を阻害する要因〜老化やココロのありよう

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(289) 自然治癒力を阻害する要因の続きです。 (4)浅い呼吸(慢性的な運動不足) 浅い呼吸は、代謝活動を低下させて、治癒力を弱めます。 さらに、脳神経系、心臓血管系をはじめ体の器官系は、 酸素と二酸化炭素との適切な交換に…

自然治癒力を阻害する要因(その1)

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(288) 自然治癒力を阻害する要因は、あるのでしょう。 自然治癒力を効果的に発現させる「食生活」は、あるのでしょうか。 私たちのココロとカラダに備わっている 自然治癒力を活性化する方法は、あるのでしょうか。 60年ほど前…

自然治癒力とは、「心と体が一体になる」こと。

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(287) 自然治癒力は、私たちの心と体のすべてのレベルに備わっています。 心(脳)と体の治癒系は、相互に反応し合う関係にあります。 治癒とは、「心と体が一体になる」こと、「心身一如」ともいえます。 病気による心の乱れが…

自然治癒力は、体だけでなく心にも備わっている。

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(286) 人類が500万年に及ぶ悠久の歴史を刻み、 現在に至り繁栄・繁殖しているのは、 自然治癒システムが遺伝子に組み込まれているからです。 生物は進化する必然性から、病や怪我に対応する治癒系を、 自らのなかに備えている…

「医食同源」は日本の言葉。

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(285) 「医食同源」という言葉があります。 多くの人は中国の言葉だと誤解しています。 ある医師の本には「古くから医食同源という言葉〜」と書かれていますが、 この言葉は、1970年頃に日本の新居裕久医学博士が作られた最近…

13年ぶりに「健康診断」(血液検査)を受けました。

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(284) 次回から「自然治癒力を高める食生活」について連載します。 その内容は、20年ほど前の弊社の指導者への研修資料から引用します。 さらに、その後の新しい知見・情報も加えて述べます。 私事ですが、日中戦争が始まった1…

「粗食」と認知症の関係

[脳/食育]DIET講座(283) 短命であった時代の大正時代、 昭和の初め頃の食事を勧める「粗食」は、 脳の存在を無視した内容であり、 長寿を否定し、短命をもたらす食べ方です。 脳を栄養失調にする粗食は、 蛋白質、脂質、カロリーが極度に不足しており、 神経…

「粗食」は脳の敵です。

[脳/食育]DIET講座(282) 脳とブドウ糖との関係は、脳の生死の問題でもあります。 正常な血糖値は「100mg/dl」前後ですが、 40mg/dlになると脳の機能が低下し意識がもうろうとなります。 その状態が続くと脳の機能は失われ、 ブドウ糖の供給が止まると、数分…

脳は不味い物には満足しません。

[脳/食育]DIET講座(281) 脂肪細胞で生成される「レプチン」という情報伝達物質は 満腹中枢神経を刺激し、摂食中枢神経を抑制します。 レプチンとはギリシャ語で「痩せ」の意味があります。 レプチンによって刺激された満腹中枢は、 満腹感を生み出す刺激ホル…

女性の特技〜食後にケーキをペロリ〜「別腹」〜脳の仕組み

[脳/食育]DIET講座(280) 「別腹」とは、食後にすぐに別の物を食べることを言います。 食後すぐにケーキをペロリと食べる女性の姿です。 男性にはあまり見られない、女性の特技です。 その原因は、直前に食べた物と違う味覚に 脳が快感の刺激受けて反応するか…

脳はブドウ糖以外にも反応します。

[脳/食育]DIET講座(279) 満腹中枢神経である腹内側核は、満腹感を生むだけでなく、 食べ物の「好き嫌い」を決める部位だとも考えられています。 美味しい物は沢山食べるが、 まずい物は食べさせないということです。 満腹中枢神経は、 ブドウ糖に反応(インス…

うつ病を予防・改善するセロトニンの働き

[脳/食育]DIET講座(278) 必須アミノ酸の一種である「トリプトファン」から 脳内で生成されるのが「セロトニン」である。 この神経伝達物質が不足すると「うつ病」の一つの原因になります。 それ以外にセロトニン濃度が低いと、非常に「攻撃的」になります。 …

脳のキズ〜うつ病を予防するセロトニン

[脳/食育]DIET講座(277) 赤身肉、赤身魚、大豆などに多く含まれている 必須アミノ酸の「トリプルファン」から 脳内で生成されるセロトニンが不足すると 「うつ病」や「認知症」になりやすいと言われています。 また、老人性の「うつ病」と「脳血管性認知症」…

脳の栄養失調と「うつ症」の関係

[脳/食育]DIET講座(276) 最近、若年者に「うつ病」などの精神障害が増えている。 この精神障害の原因としてストレスなど指摘されている。 強度のストレスや地震などによる恐怖は、 脳の神経細胞を損傷・死滅させる。 若年者のそれらの神経細胞の代謝機能は、…

脳はなぜ「満足」を求めるのか?

[脳/食育]DIET講座(275) 脳は快を求めるシステムです。 「快」は、生命の営みの根源的なエネルギーであるからです。 その主役は、A10神経(☆)です。 満腹感は快の情報ですから、当然脳は満腹を求めています。 糖質による血糖値の上昇に伴う満腹神経による満腹…

味覚異常の原因は亜鉛の不足である。

[脳/食育]DIET講座(274) 口は「食物」の入り口であり、「生命」の入り口である。 この入り口の舌の表面にある味蕾という感覚器が異常であることは、 生命の営みが異常になることを意味している。 その原因は、食物に含まれている「亜鉛」の摂取不足である。 …

味覚感覚の異常者が若者に増えています。その原因は?

[脳/食育]DIET講座(273) 食物の「入口」である味蕾の味覚感覚が異常であることは、 生命と健康が守れないことを意味しています。 摂食した栄養素物質の正確な情報が脳に伝達されないのですから、 全身の組織に対する脳の指令が乱れ、錯誤が生じることとなり…