脳はブドウ糖以外にも反応します。

[脳/食育]DIET講座(279)


満腹中枢神経である腹内側核は、満腹感を生むだけでなく、
食べ物の「好き嫌い」を決める部位だとも考えられています。
美味しい物は沢山食べるが、
まずい物は食べさせないということです。


満腹中枢神経は、
ブドウ糖に反応(インスリン分泌による刺激)するだけでなく、
アミノ酸トリプトファンが原料の「セロトニ」と
脂肪細胞で作られた「レプチン」にも反応します。


肉類や納豆などに多く含まれている
アミノ酸の一種のトリプトファンを原料にして
脳内で生成さられる「セロトニン」は、
満腹中枢神経を刺激します。


このセロトニン血中濃度が高くなると、
「満腹感」が生じるのです。
反対に、肉類などの摂食が不足すると、
セロトニン濃度が低くなり、食欲を増進させます。


トリプトファンが多く含まれている食物(含有量=mg/g)
○糸引き納豆=84 ○牛サーロイン肉(脂身なし)=77
○豚ロース(脂身なし)=76 ○まぐろ赤身=70 [五訂 食品成分表]


★「五大栄養素の脳内での役割」については〜
「やせるヒントは脳にある」第二章「脳(ココロ)への栄養」
で述べています。
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◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(19)◇◇◇


◆「佃煮」〜合成食品添加物対策


◎昆布、小魚などの佃煮には、
 低塩分化にともない保存剤が多く使われている。
買う際は、原料表示をしっかり確かめること。
◎保存剤「安息香酸」「ソルビン酸K」(発ガン性の疑い)、
 「リン酸塩」(骨の形成異常を起こし、鉄分不足になる)
◎甘味料「ステビア」(純度が悪い物は遺伝毒性の不安あり)


[下ごしらえの知恵]


○買った佃煮はすぐに容器を入れ替えて保存すること。
○長期保存しないこと。
○昆布など洗える物は、サッと湯にとおすこと。
 (塩分と有害物質が減らせる)


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