免疫力とは

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(293)



自然治癒力である「自己診断」、「自己修復」、「再生機構」は、
すべての生物に内在している原始的な力です。
生命は、この力によって綿々と繋がれているのです。


山から下りてきた熊や猿が人を襲っています。
しかし、熊や猿が病院に行ったとの話は聞いたことがありません。
彼らが棲息する山や森には病院や薬はありません。


(266)「病院は危険な場所である。賢明な方法で、
 しかもできるだけ短期間利用しなさい」(マスターズルール425より)


それら動物たちも病気や怪我をすることは当然あります。
しかし、動物たちが内在させている自然治癒力によって、
病や怪我をしても生き延びているのです。


すぐに病院に行き薬に頼るのは人間だけです。
動物たちは、森の草や木の実・皮などを食べて
「自己修復」しているのです。
人間も「薬(毒)」ばかりに頼らず、もっと「食物」に頼るべきです。


DNAをはじめ生物としてのすべての組織レベルに内包している
自然治癒力を支えているのが主に「免疫力」です。


私たちの免疫系を構成しているリンパ球系の細胞の総数は約2兆個。
その約70パーセントがT細胞。
T細胞とは胸腺(ThymusのT)経由で増殖した細胞のことです。
残りの約30パーセントはB細胞ほかです。


大多数のリンパ球の寿命は数十日と短いのです。
それらのリンパ球は、1日に100億個ほど死んでいます。


すなわち、毎日、免疫細胞の0.5パーセントは
入れ替わっていることになります。
1秒間に約100万個が死んでいるのです。


毎日、膨大な免疫細胞が死んでいることは、
毎日、同じ数のリンパ球を新たに造り出す必要があります。


その役割を果たすのが骨髄の造血細胞です。
この細胞の原料は当然のことながら「食物」です。
ダイエット食品類では補うことはできません。


代用食品類や単品食品の使用、厳しい食事制限による
ダイエットによって生じる免疫力の低下の危険性を
しっかりと認識する必要があります。


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(28)◇◇◇


◆「サンドイッチ」〜合成食品添加物対策


◎コンビニ、スーパー、新幹線の駅や車内販売などで売られているサンドイッチの
 包装に表示されている原材料名をチェックしたことありますか。不安な添加物の
 オンパレードです。常食していると、


 アレルギーなどの健康を害する可能性があります。
◎具に色々な添加物が使われています。特に注意が必要な添加物は
 「ガゼインNa」「グリシン」。
 「ガゼインNa」は、牛乳アレルギーの人のアレルゲン(原因物質)になります。
 「グリシン」の用途は、調味料、保存剤、酸化防止剤などで、不安な添加物です。



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