「粗食」と認知症の関係

[脳/食育]DIET講座(283)


短命であった時代の大正時代、
昭和の初め頃の食事を勧める「粗食」は、
脳の存在を無視した内容であり、
長寿を否定し、短命をもたらす食べ方です。


脳を栄養失調にする粗食は、
蛋白質、脂質、カロリーが極度に不足しており、
神経細胞の補修などができなくなります。


その結果、神経細胞の欠損が生じます。
記憶を司る海馬の神経細胞が欠損すると、
記憶がなくなる認知症になります。


また、原因不明とされているアルツハイマー病も、
脳への栄養供給方法と深く関わっているとの研究もあります。
「粗食」は、脳を栄養失調し、
脳機能の障害をもたらす可能性があります。


欠損した神経細胞を再生させるために、
補修に必要な食物を摂取することが有効と言われています。
(その内容は過去のブログで幾度も述べています)


この事実は、脳にとって不足している栄養物質を
供給する必要があることを意味しています。
ところが短命時代の「粗食」の食事内容は、
脳にとって必要な栄養物質が明らかに不足しています。
ですから、脳にとって「粗食」は最悪の食べ方です。


★「五大栄養素の脳内での役割」については〜
「やせるヒントは脳にある」
第二章「脳(ココロ)への栄養」で述べています。
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★次回から「自然治癒力を高める食生活」について連載します。
このテーマーは「自然に健康的に」ダイエットに成功する
秘訣でもあります。ご期待ください。


★「安全に食べる知恵」は、
「第一部・50品目」を目指して引き続き連載します。


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(23)◇◇◇


◆「たらこ」〜環境ホルモン対策&合成食品添加物対策


◎たらこは、スケトウダラの卵を塩漬けにしたもの。魚の内臓類の脂肪には、環境ホルモンなどの有害化学物質が溶け込んでいる。
できるだけ避けたい食品。


◎赤いものは「着色料」が使われている。本当の色の「白っぽい」ものを選ぶこと。
 ・着色料「赤色102号」(発ガン性の疑い。外国では使用禁止)、
コチニール(カルミン)色素を使ったものは避けること。
◎「無着色たらこ」は着色料を使っていないが、代わり発色剤の
亜硝酸塩」が使われているものが多い。
この亜硝酸塩を使用する場合は、「ビタミンC」の
 添加が義務づけられているので、表示をよく確認すること。


「焼いて食べる場合の知恵」


○添加物の「調味料(アミノ酸等)」の表示の1あるものは避けること。
アミノ酸の主体のグルタミン酸Naは、直火の高温で発ガン性物質になる
 不安がある。焼き色をつける程度にすること。
・食べるときき「大根おろし」を添えること。
発ガン性物質を害を減らす効果がある。


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