味覚感覚の異常者が若者に増えています。その原因は?

[脳/食育]DIET講座(273)


食物の「入口」である味蕾の味覚感覚が異常であることは、
生命と健康が守れないことを意味しています。


摂食した栄養素物質の正確な情報が脳に伝達されないのですから、
全身の組織に対する脳の指令が乱れ、錯誤が生じることとなります。
ですから、味覚異常は、その人の人生を狂わす原因になります。


ファーストフード、スナック類、菓子パンなどを常食している
若者の味覚感覚異常者が増えていると言われている。


ある調査によると異常者の確率は20パーセントを超えているという。
この数字は大変恐ろしく高い数字です。
生命と健康を守る最初の入口である「舌」の異常者の比率です。


以前、Twitterで次のような主旨のツイートを読みました。
投稿されたのはアメリカ在住の日本人の母親。


「最近、息子たちの学校の友達の間で、
ファーストフードを食べると、吐き気がして食べられない。
それらのフードを食べないことがステイタスになっている」とのこと。


ツイートを読んで母親へ返信しました。
「その子供たちの味覚が正常だから、吐き気がするのです。
味覚が正常だということは、脳の感覚系が正常である証しです。
子供たちの脳は健康です。褒めてあげてください。」
母親から「ありがとうございました。安心しました。」との返事。


このアメリカの子供たちの食生活の質が豊かである証しです。
ファーストフードやスナック菓子などの
「ジャンクフード」(ゴミのような加工食品。栄養価が空洞の食品)
を常食していると、味覚異常になる可能性があるのです。(続)


★「五大栄養素の脳内での役割」については〜
「やせるヒントは脳にある」第二章「脳(ココロ)への栄養」で述べています。
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◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(13)◇◇◇


◆「冷凍食品」〜合成食品添加物&遺伝子組み換え食品対策


◎冷凍食品は冷蔵庫の主役になっている家庭が多い。急速冷凍だから
安全と思いがちだが、意外に添加物が多く使われている。
保存剤「リン塩酸」、発色剤「亜硝酸Na」「エルソルビン酸Na」など。


◎ジャガイモ、コーン、大豆、食用油遺伝子組み換え作物が使われているものが多い。「遺伝子組み換え作物は使用していない」
「国産100パーセント使用」と表示以外のものは、
遺伝子組み換え作物が使われていると判断すること。


◎電子レンジで解凍する場合は、陶器や耐熱ガラス容器に入れ替えること
または、ポリプロピン製の専用容器を使うこと。


[下ごしらえの知恵]


○「フライもの」は、必ず「二度揚げ」をすること。
高温で揚げても冷凍品の中心部まで熱は伝わらず危険である。
なぜなら、食品の中にいる菌は、 冷凍されて冬眠しており、
死滅していない可能性がある。
食中毒の細菌は冷凍されても生き残っている。


○オープントーストの場合もおなじ。
アルミホイルをかぶせて加熱すること。


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