自然治癒力を阻害する要因〜薬(毒)〜「可能ならすべての薬を中止せよ。」

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(292)


老人ホームに入居されている元気な方は、
薬を飲んでいない人たちが多いと言われています。


(18)「可能ならすべての薬を中止せよ。
 それが不可能ならば、できるだけ多くの薬を中止せよ。」


(173)「4種類以上の薬を飲んでいる患者についての比較対照試験は、
これまで行われたことはなく、3種類の薬を飲んでいる患者についての試験も
ほんのわずかしか行われていない。4種類以上の薬を飲んでいる患者は、
医学の知識を超えた領域にいるのである。」
(「ドクターズルール425」より/Clifton K. Meador, M.D.著/
福井次矢・訳/南江堂・刊)


血圧の基準値は、65歳未満は「129/84」以下、
65歳以上は「139/89」以下となっています。


この数値は、「国際高血圧学会」の基準であり、WHOも追認しています。
それらの数値を超えている人たちに、一方的に降圧剤が処方されます。


血圧を下げた方が心筋梗塞などの「発症率」が低くなるとの根拠に基づいています。
その通りだと思いますが、日常生活に支障のない元気な人か降圧剤を服用すると、
食欲不振、気力減退、また人によってはボケの症状がでます。


実は心筋梗塞などの「発症率」は少なくなりますが、
自然治癒力、免疫力が低下し、
ガンなどによる「死亡率」は高くなるのが真実です。


血圧の上の数値が「200」を超える危険な人は当然、降圧剤の服用が必要です。
しかし、200以下で元気な人の体は血流を自律的に調節しているのです。


酸素や栄養素を全身に送り届けてくれるのは血流のおかげです。
全身の隅々から老廃物や二酸化炭素を集めて排出されるのも血流のおかげです。


体は何らかの必要性から血圧を上げているのです。
ですから、無理やりに血圧を下げると、
体調がおかしくなるのは当然です。

 
栄養素などの摂り込みや老廃物などの排出が不調になり、
自然治癒力や免疫力が急速に低下してしまいます。


体は「勝手なことしないでくれ!」と言っているかもしれません。
但し、他の疾患との合併症による例外はあります。念のため。


睡眠薬、頭痛薬、便秘薬など日常的に使われている薬も同じです。
できる限り薬に依存しないで、食習慣の見直しやウォーキングなどの
運動習慣を身につけることの方が、賢い生き方だと思います。


日本は世界に冠たる「薬消費大国」です。
日本の薬の種類は約1万7千を超えています。
WHOの「日常の臨床に必要な薬の種類」は、約300種です。


全世界における薬の消費割合は、
金額ベースで日本は約16パーセントと、
他国に比べて圧倒的に高い異常な状態です。
世界人口の割合で考えても、
薬の高単価を勘案しても「国民の薬づけの実態」に驚きます。


病院・医師は患者に対して多くの薬を処方すればするほど、
「薬価差益」によって利益がでる仕組みになっています。


「政府、医師会、製薬会社」のトライアングルで作り上げられた
「患者不在」の「薬づけ社会」の仕組みです。


薬の有用性・効用を否定しませんが、
「薬を飲むと、健康になる」はウソです。
「薬を飲むほど、免疫力が弱くなる」が真実です。


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」◇◇◇(次回に繰延)


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