号外/イノシシに遭遇か?

昨日も二時間余りの山登り。

けもの道には、イノシシの足跡が無数。

親子5頭が出没しているとの

注意書きを思い出す。

夜行性動物だからと安心していると、

雑木林の中から、ガサガサと音がする。


耳を澄ますと、

野鳥の鳴き声と何かが動いている音。

もしも、イノシシたちの居住地内だと

確実に襲われる。

イノシシの脳の奥にある「爬虫類脳」は、

居住内に侵入する敵に対して攻撃をする。

イノシシだけでなく、ヘビも、人間も同じである。

居住地に侵入する者に対して

攻撃的になるのは爬虫類脳、

人間の脳では「大脳基底核」という。


その場を慌てて逃れる。

「ザクザク」と落ち葉を踏みつける足音と、

「ピィー、ピィー」と鳴く野鳥。

汗を拭きながら、速足で歩く。

恒例の「山登り」の寒中トレーニングを始めて

四十年近くなるが、晴天が続くのは珍しい。

眺望の素晴らしいいつもの岩の上で、

上半身、裸になる。

冷たい風が心地よい。

Tシャツを着替えて、

飴玉を一個、口に入れる。

この飴玉にはすごい効果がある。