講座(79)雑食性への回帰の必要性(その2)

知恵ある人類である現代の私たちは、

400万年以上前からの人類の食性である、

雑食性という脳と体にとって必須の食性を

忘れかけています。


「雑食性」という言葉を現代風に翻訳すると、

「栄養のバランス」ということです。

「多品種の食物を少量ずつ食べる」ことです。

すなわち、「多食」です。

脳が満足する食べ方であり

私たちの心身の健康を確保する食育の食べ方です。

さらに、この食べ方は、

ダイエットを健康的に成し遂げる極意であります。


この反対は、

「少品種の食物を大量に食べる」食習慣です。

例えば、自分が好きな物ばかり食べる偏食の習慣です。

丼物やカレーなど単品メニューを常食する食生活です。

動物の世界を見ても、進化していない種は、

特定の物ばかりを食べています。

この食べ方は、脳の容量を増やして進化させることはありません。


人間の世界においても、

偏食の習慣は「過食」になる食べ方であり、

脳が栄養失調になる食べ方です。

この結果、ココロとカラダの健康の確保はできません。

すなわち、肥満や病気になる食べ方です。

雑食性は、ヒトのココロとカラダの健康維持に不可欠な食性です。


あなたは、雑食性ですか?(続)