講座](65) ダイエット・マインドコントロール(その2)甘い物はダイエットの敵か?(続)

甘い物はダイエットの敵か?

結論から言えば、「甘い物は太る」との

科学的な知見は存在しません。


甘いという「味覚」は、脳に対する一つの情報です。

甘味以外に食物には、渋み、酸味、苦味、辛味など、

多彩な味覚がありますが、それらはすべて脳への情報です。


例えば甘味は

「脳のエネルギー源のブドウ糖の原料が多く含まれている」

みかんや柑橘類の酸味は

「ビタミンCなどの微量栄養物質が含まれている」

との脳への情報です。

このように食物は脳への情報源であります。


料理に使う砂糖、大さじ一杯使ったとしても約40kcal。

一日の消費熱量の約2,000kcalと比べれば50分の1。

砂糖を使わない味気のない料理で我慢する必要はありません。


果物には天然の水分とビタミン、ミネラル、繊維質などが

多く含まれており、すばらしい食物です。


それにもまして、

「生命」そのものを食べることに大きな価値があります。

工場で加熱処理された果物のジュース類には「生命」がありません。

どちらが私たちの「生命活動」に有益なのか、判断できるでしょう。


ダイエット中も、その後の生涯も、

それらの「甘い物」を賢く食べる知恵が必要です。


具体的な知恵は、下記のCDプログラムに組み込んでいます。

■普及CD版「食育・ダイエット」(男性用/女性用)
自然流健康ダイエット教室