脳が主役です〜味覚は生命と健康を守るシステム(1)

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.482)〜

食べた物の快の味覚情報は、
生命と健康を守るシステムです。
舌にある味蕾は、
脳への食物情報を伝達する発信基地です。

私たちが口に入れた食物は、唾液によって溶けて、
舌の表面の味蕾という小さな感覚器にある
味細胞が味の情報をとらえます。

味の情報を電気信号に変換し、
感覚神経を伝わり、延髄、橋、視床を経由し
大脳皮質の味覚野に送られます。

この味覚野に送られてきた
信号によって味覚が感知されます。
味覚野では、送られてきた味の情報を
過去の記憶などに照合し味の種類を認識します。

私たちの舌には食べ物の味を感じる
味蕾という小さな器官が約10000個あります。

味蕾は、甘味、塩味、苦味、酸味の
基本の四味と旨味を加えて「五味」です。
それぞれの味覚は舌の特定部位に
それぞれ分布しているのではなく、
舌のどこでも感じ取ることができます。

辛み、渋み、えぐみなど他の多様な味は、
特定の味蕾で感じるのではなく、
口腔内での痛覚、温覚、触覚など
体性感野の感覚器官で感じ取っています。(続)

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