講座(No.430)食の安全を求めるアメリカの消費者の運動(1)

[脳・健康・食・DIET]


アメリカの食産業の状況は、
GM技術の神話の崩壊とともに、
オーガニック運動も含めて今大きな転換期を迎えています。


一方で農薬を使わない有機農法が盛んになっており、
アメリカの消費者はGM食品よりも
価額の高い有機食品に対価を進んで払う傾向が進行しています。


同様な消費傾向として、
次の「CSA(地域支援型農業)」の
拡大などその動向を注視する価値があります。


アメリカにおいても、
食の安全を求める消費者たちの運動が広がっています。


ニューヨーク中心部のシッピング外街や公園、
郊外の住宅街や教会、そして歩道などあらゆる場所で、
市民たちが屋台に並べられた野菜や果物が入った箱を
持ち帰る姿が見られるという。


屋台の上には
「遺伝子組み換え食品反対!」
「食肉へのホルモン剤投与を阻止せよ!
と書かれたビラを置いているところもあり、
運営者は「アメリカの食の危機は
もはや絶望的なところまできています。
アメリカ人はようやく理解し始めたのです」と話す。


この屋台は農家と消費者が一体となって運営されています。
つまり、消費者は無農薬や有機栽培の野菜や果物を手に入れるために
農家にその代金を前払いしているのです。


代金の投資だけでなく、
農作業の手伝い、洗浄や仕分け作業、
屋台までの配送まで消費者が分担して参加しているという。(続)



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