「食の安全」対策〜科学の光と影(1)

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.376) 



食の安全対策は、
生命活動を支える礎です。


なぜなら、有害化学物質は
生命の設計図の遺伝子のDNA、
そして脳と体を構成している
分子に直接的に害を与えるからです。


太古の時代には存在していなかった
それらの物質は、
文明の発達によってもたらされ、
人間の生活の豊かさに貢献しています。


反面、人間の生活に
害をおよぼす存在にもなっています。


科学の進歩に内包させている
「光と影」「明と暗」「善と悪」を、
私たちはもっと日常の生活のなかで
直視することが大切です。


虫や菌を殺す、
雑草を生えなくする、
食品を腐らなくし長期間保存する、
食品に色を付ける、
味を付けるなどに
必要な化学物質を合成する、
それらは科学の力です。


この科学の力は必ずしも
人間社会に貢献しているとはかぎりません。
「光」があれば必ず「影」があります。


「影」とは、
それらの合成化学物質がもたらす、
生命力を弱める作用です。


「発ガン性」
「催奇形性」
「遺伝毒性」など
多様な反作用です。


「科学は効用にも災厄にもなることがあり、
確実な科学と不確実な科学があるということだ。
(略)科学を万全と思うべきではないのである。」
(「科学と人間の不協和音」
池内了著・角川書店刊より抜粋引用) (続)


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