「食の安全」対策〜科学の光と影(2)

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.377) 


原発事故は、まさに科学の力への
妄信とおごりの結果です。
人間の力ではコントロール不可能な
原子核の現象をもてあそんでいたのです。


現在の私たちが原発によって享受したツケは、
数百年、数万年後の
子孫にも残すことになったのです。


原発は安全だ」と言っていた
科学者の反省の弁を耳にすることはありません。
「想定外」という言葉を隠れ蓑にして、
その陰に隠れています。


本来、科学の世界に想定外という
言葉や認識は存在しないはずです。


「過去に起こった科学に起因する
失敗や事故について、
科学者は口をつぐむことが多い。
科学はいっさい間違いを犯さないかのような
印象を与えているのである。」
(「科学と人間の不協和音」
池内 了著/角川書店/2012年より引用)

             
哲学者の梅原猛原発事故について
次のように述べておられます。


地震津波は天災だが、
原発事故は『文明災』だ。」(略)
「人類は、最初は木を燃やして
エネルギーを得た。(中略)
そして原子力からエネルギーを
引き出す技術を発明した。
生活を豊かにするためという近代西洋文明の
必然の要求だったと思う。
しかし、それは悪魔のエネルギーだったことが
明らかになった。(略)」
「国は核融合研究に多額の予算を費やしてきた。
地球上に太陽をつくる研究。
でもそれは人間の分を超えた研究だ。
原発、原爆も核エネルギーに頼る
悪魔の科学が生んだもの。
やはり太陽を地球でつくるのではなく、
太陽の恩恵をより多く受ける
科学へとシフトすべきだ」
(2012年2月2日付・
日本新聞「考・原発」より抜粋引用)


指摘されているように、-
科学の発展の裏に隠されている
さまざまな「暗」に、
私たちはもっと
真剣に立ち向かう必要があります。


★好評発売中の「食育・ダイエット」CDプログラム
自宅で健康減量〜「三食・安全・健全」な食生活の実践方法を伝授。
お申込は〜自然流健康ダイエット教室