自然治癒力と栄養素〜動物性蛋白質「乳製品」について(2)

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(340)


蛋白質源、カルシウム源として
乳製品に依存する食生活は、
他の蛋白質、カルシウムの食品よりも
複雑な問題を内在させています。


(3)アレルゲン
牛乳に含まれている蛋白質によって、
免疫系が刺激(アレルゲン)される場合がある。
アレルギー疾患などの自己免疫疾患、副鼻腔炎
気管支炎、喘息などの症状のある人は、
乳製品を避けるようにと指摘されています。


(4)化学物質
飼料の中に感染症を防ぐための抗生物質
牛の成長を促す成長ホルモン、
肉質を柔らかくする合成女性ホルモンなどが
使われている場合が多く、
それら化学物質が牛乳に残留している可能性が大です。
特に、抗生物質の摂り込みは、
「多剤耐性菌」を増やす原因になっています。


地球上の動物で成長後も
「乳」を飲んでいるのは人間だけです。
子牛は約半年で離乳すると二度と乳は飲まず、
草からカルシウムを吸収して成長します。


人間が常飲している熱加工された牛乳を子牛に与えると、
「1週間から8週間で死んでしまう」と言われています。


乳児に母乳を静脈注射しても変化はありませんが、
牛乳だと死亡すると言われています。


この事実は、母乳と牛乳に含まれている蛋白質、脂質は、
まったく質の違う異物であることが分かります。
それは、牛乳の製造過程で分かります。


搾りとられた生乳は、
4%前後含まれている脂肪を均等化するために
タンクの中で攪拌されます。


その際に脂肪は酸素に触れて
「過酸化脂質」に変化します。
この酸化した脂肪は人体の細胞やDNAを傷つけ、
ガンや動脈硬化の誘因になります。


生乳に含まれている雑菌を殺すために、
加熱殺菌することが法律で定められています。
市販の牛乳の多くは「超高温短時間殺菌法」で
120℃から130℃で2秒間殺菌されています。


130℃にするためには、
その前に5分間ほど煮立てます。
この処理で脂質はさらに酸化し、
また、蛋白質も高温にさらされて変質し
「強酸性」になります。


人体は弱アルカリ性
保つ必要がありますので、
人体の骨のカルシウムを放出し、
牛乳の強酸性を中和しています。


私は過去50年以上前から、
牛乳を飲んでいません。
遊牧民族ではなく、
農耕民族だかです。
病気知らずの現役の75歳です。


★牛乳に関してより詳しくは、
下記の本で述べています。
「やせるヒントは脳にある
」(瀬野文宏・著/西日本新聞社・刊)
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