自然治癒力と栄養素〜動物性蛋白質「乳製品」について(1)

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(339)


蛋白質源、カルシウム源として
乳製品に依存する食生活は、
他の蛋白質、カルシウムの食品よりも
複雑な問題を内在させています。
その問題の根底にあるのは、
牛への飼料に含まれている化学物質です。


人間は「食の安全対策」を自らの意思で行えますが、
牛には「飼料の安全対策」を選ぶことはできません。
人間から与えられる飼料がすべてです。
与えた飼料の内容の善し悪しは、
すべて人間に返ってきます。
因果応報です。


乳製品の問題点は〜


(1)飽和脂肪酸


・普通の牛乳に含まれている乳脂肪は、
動物性脂肪の中でも
最も飽和脂肪酸の含有率の高い脂肪です。
チーズを含めて乳脂肪は、
心血管疾患の元凶である飽和脂肪の
主犯であると指摘されています。


(2) トランス脂肪酸


・乳脂肪は、
唯一の「天然トランス脂肪酸
の摂取源です。
 乳脂肪だけに
天然のトランス脂肪酸
含まれているのは、
 牛の胃に棲む細菌が、
不飽和脂肪酸から天然の
トラランス脂肪酸
 つくっているからです。


・マーガリンやショートニング
多く含まれているトランス脂肪酸は、
心臓疾患につながる
悪玉コレステロールを増やし、
善玉コレステロール
減らす働きがあります。


・米国やカナダなどでは、
食品に含まれているトランス脂肪酸の量の
表示が義務づけられています。 
特にニューヨーク市は、2007年1月から
市内の飲食店でのトランス脂肪酸の 
使用を厳しく規制し、
実質的に使用禁止にしています。


・より詳しくは「脂質」項目で述べています。


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