自然治癒力を高める栄養素〜脳と蛋白質

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(336)


自然治癒力と糖質(炭水化物)、
脂質(脂肪、油)について
概説してきましたが、
蛋白質」も重要な関わりがあります。


特に脳の乾燥重量の約半分は蛋白質です。
脳の健康維持に不可欠な栄養素てす。


さらに、年齢に関係なく
日々に変化している脳にとっては、
良質の蛋白質を供給されることは
必須の要件です。


脳の神経伝達物質の原料である
アミノ酸(蛋白質)が欠乏すると、
脳の機能である
「知能、意欲、記憶、感情」などの
心の表出を損ない歪めることになります。


脳内の神経伝達物質を大別すると、
アミノ酸、アミン、ペプチドの三種類です。
アミンとペプチドは
アミノ酸からつくられていますから、
アミノ酸こそが
「ココロをつくり出す」重要物質です。


アミノ酸の内、
体は9種類の必須アミノ酸が必要ですが、
脳は体より多く
11種類の必須アミノ酸が必要です。


「所要栄養素量」は、
体よりも脳のほうが多いのです。
「体への所要量が満たされておれば、脳は大丈夫」
との古典的な主張は間違いです。


脳に必要な必須アミノ酸の二種類は、
チロシン」と「アルギニン」です。
チロシンとアルギニンを含んだ
食物を日々に供給しないと、
脳の健康を維持することはできません。


特にチロシンは脳の活性に深く関わっている
神経伝達物質である「ドーパミン=快感作用」
「アドレナリン、ノルアドレナリン=覚醒作用」
の前駆体です。


このチロシンを多く含んでいる
代表的な食べ物が「たけのこ」です。
えぐみのある白い粉がチロシンの結晶です。


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