自然治癒力を高める「脂肪酸」

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(334)


最良の食事に最適なのは、
「一価不飽和脂肪酸」と
「オメガ3必須脂肪酸」に富む油です。


「一価不飽和脂肪酸」は、
HDLを変化させることなく、
LDLコレステロールを減らします。
さらに、多価不飽和脂肪酸よりも
はるかに酸化に強く、
効率よくエネルギー源になります。


一価不飽和脂肪酸を76%含有する
オリーブ油(エキストラバージン)は、
手に入りやすく利用価値が高い油です。


この油は、
熱した実から脂肪を抽出していますので、
他の植物油のような
無理な処理を受けていません。
「エキストラバーシン」の
表示のある最良のオリーブ油は、
実をやさしく圧搾した
一番搾りの油」です。


オリーブ油の欠点は、
必須脂肪酸の「リノレン酸(0.8%)」と
リノール酸(10%)」の含有率が
少ないことです。
しかし、魚など他の食品から
適量のオメガ3が摂取できますので、
オリーブ油を常用しても心配は不要です。


現代の食生活は、
「オメガ必須不飽和脂肪酸」の
摂取が極度に不足しています。


魚の油に含まれている
EPA(イコサペンタエン酸)」と
DHA(ドコサヘキサエン酸)」は、
オメガ3の前駆物質です。


EPADHAは、
「脳と体」(心臓、血管、神経他)の
健康維持に不可欠な物質です。


体はリノレン酸から
オメガ3を合成しますが、
オメガ6(獣肉脂(牛、豚)や鶏肉脂など)を
多く摂取する食生活をしていると、
オメガ3の合成に必要な
酵素」がオメガ6に奪われてしまい、
オメガ3の合成ができなくなります。


自然治癒力、免疫力、
そして、脳の健康維持に必須の
オメガ3の合成を促すためには、
サバ、イワシ、サケ、ニシンなど、
冷たい海にいる脂の多い天然の魚を
食べる必要があります。


養殖の魚は、
プランクトンや藻類を
エサにしていませんので、
オメガ3の前駆物質を
天然魚のように含んでいません。


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