自然治癒力を高める栄養素〜脂肪酸

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(329)


脂肪酸(脂肪・油)には、
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸
多価不飽和脂肪酸(「オメガ6脂肪酸
「オメガ3脂肪酸」)があります。
自然治癒力を高める脂肪酸は、
オメガ脂肪酸です。



◆「多価不飽和脂肪酸」〜自然治癒力を高める
◎必須脂肪酸の「オメガ6脂肪酸」と
「オメガ3脂肪酸」に分類され、
オメガ6とオメガ3に由来する「プロスタグランジン」
(必須脂肪酸を体細胞に合成するホルモン)がある。


◇「オメガ6脂肪酸」〜リノール酸が母体
 ◎細胞の増殖、炎症、血液を固めるなどの作用がある。
 ◎不足すると、細胞分裂と生長を妨げ、出血のリスク高め、
  免疫反応の異常をもたらす。
 ◎食品例
 ・ゴマ油 ・べに花油 ・大豆油 ・獣肉脂(牛、豚)や鶏肉脂など。


◇「オメガ3脂肪酸」〜リノレン酸が母体
 ◎オメガ6脂肪酸由来のプロスタグランジンの反対の作用がある。
 ◎オメガ3脂肪酸が不足すると、
ガンや自己免疫疾患(アレルギー、リウマチなど)
のリスクを高める。
◎「オメガ3脂肪酸」は、脳神経細胞膜の原料として必須である。
・魚油(イワシ、サバ、ニシン、天然サケなど) ・クルミ油ほか


自然治癒力は、脂質の総摂取量とともに、
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸
摂取量の比率によって影響を受けます。


さらに、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸
摂取比率が重要です。
すなわち、脂肪(油)摂取量の問題とともに、
摂取する脂肪の種類の比率がより重要なのです。
さらに、たとえダイエット中においても
それら脂肪酸の摂取は必要不可欠です。(続)


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