ダイエット中も良質な脂質は必要不可欠です。

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(327)


自然治癒力を高める栄養素〜脳と脂肪酸


脂肪酸(脂肪・油)には、
飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸
多価不飽和脂肪酸(「オメガ6脂肪酸
「オメガ3脂肪酸」)があります。


脳の健康と脂肪酸とは深い関わりがあります。
アルツハイマー病の患者の食生活の顕著な特徴は
「魚が嫌い」と報告されています。

肉も魚も必要な蛋白質ですが、
大きな違いがあります。


脳にとっては魚に多く含まれている
「オメガ3脂肪酸」が多く必要です。


天然のサバやイワシなどに含まれている
DHA(オメガ3脂肪酸の前駆物質)は、
脳の神経細胞膜を構成する基本的な原料であり、
この物質が不足すると、
認知症アルツハイマー病などの
変性疾患を発症する原因になります。


獣肉類に多く含まれている
「オメガ6脂肪酸」の過剰摂取は、
脳の炎症など健康維持に悪影響を与えます。


ファーストフードやスナック菓子類には、
「オメガ6脂肪酸」が多く含まれていますので、
常食は避けるべきです。


神経伝達物質のやり取りをしている
シナプス膜」には、
オメガ3脂肪酸の前駆物質である
DHAが大量に含まれており、
神経伝達物資と結合しやすくする
役割を果たしています。


この物資が欠乏すると、
シナプス回路での情報伝達が
スムーズに行われなくなります。
この結果、知能、意欲、感情などの心の表出が
円滑にできないことになります。


脳は与えられた環境や条件に反応して、
年齢に関係なく、
絶えず変化し進化し続けています。


それら脳の進化を支えているのが食物です。
何を、どのようなバランスで、
日々食べているか否かは、
その人の脳機能が進化するか、
または、退化するかに、深く関わっています。


ですから、たとえダイエット中であっても、
脳の進化のためには、
「良質な脂質」は不可欠な栄養素です。
反対に「油抜き」ダイエットは、
脳の退化をもたらします。


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