自然治癒力を高める栄養素〜脂質(脂肪)について

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(326)


脳によって脂質は必要不可欠な物質です。
脳の乾燥重量の約半分は脂質です。


脳の働きは摂取する
脂質の種類と量によって大きく左右されます。
脳内での脂質の主な役割は、
神経細胞などの膜と鞘をつくることです。


「人間が脂肪に旨味を感じるのは、
進化の自然選択によるもだ。
生存のチャンスを増やす
即席エネルギー源としての甘味嗜好と同じく、
脂肪嗜好もまた生存につながる
高濃度のカロリー源だったのだ。
人間の脂肪好きは既定の事実であり、
脂肪がダメだというのは、
食の快楽にさからうことになる。
脂肪そのものが問題でなく、
問題は現代の食生活の中に蔓延しいている
『脂肪の種類』なのだ。」
 アンドルー・ワイル博士(「医食同源角川書店より引用)


脂質には、脂肪・油(脂肪酸)、
それらの化合物が含まれています。


肥満の原因である体内脂肪を効率よく生成するには、
「脂質+糖質(甘味)」の食べ物を摂ることです。
博士の指摘のように、
脂肪と糖質が人間の進化、
すなわち、
人間の繁殖を支える栄養物質なのです。


特に、女脳の生物学的な宿命である甘味欲求による
「個体維持本能」と「種保存本能」の
一体システムを補完する物質が脂質です。
しかし、脳は脂肪酸から
エネルギーを得ることはできません。
しがって、脂質は個体維持に
必須の予備エネルギー源としての
体内脂肪の蓄積に寄与する物質であると考えます。


この脳と体にとって重要な脂質は、
ダイエット中においても不可欠な栄養素です。
「油抜き」のダイエットは、
脳と体の健康を損ねる危険な方法です。



★詳しくは下記のHPのトップページ掲載の
「肥満の女」(鎌倉時代/12世紀)を閲覧ください。

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