自然治癒力を高める栄養素〜最適な食事に必要な炭水化物

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(323)



脳の健康維持と自然治癒力を高めるためには、
六大栄養素が必要不可欠です。
糖質(炭水化物)、蛋白質、脂質、
ビタミン、ミネラル、繊維質です。


治癒力を高めるために共通するキーワードは
「抗酸化物質」の摂取です。


たとえダイエット中であっても
脳と体の健康維持のために
それらの栄養素は必要不可欠です。


代用食品類や単品食品類を使うダイエット法は、
脳と体に必須の栄養素が不足しますので避けるべきです。


特に脳のエネルギー源であるブドウ糖(糖質)は必須です。
成人女性の場合、
一日に消費するブドウ糖は最低約100gです。


カロリーに換算すると「約400kcal」です。
ご飯に換算すると「女茶碗に軽く2杯半」ぐらいです。


たとえダイエット中であっても、
最低この量は摂取する必要があります。
但し、過食により脳の血糖値が高すぎる状態が続くと、
脳の健康を損ないます。


ブドウ糖が脳内でエネルギーに変換されるとき、
反応性の強い活性酸素(フリーラジカル)が生じます。


この酸化を引き起こしやすい
活性酸素を必要以上に発生させると、
脳の神経細胞を傷つけ衰弱させる原因になります。


ですから、ブドウ糖の欠乏も過剰も
脳の健康にとっては良くないのです。


[最適な食事に必要な炭水化物]


日常の食生活においては、
蛋白質、脂質、ビタミン、ミネラル、繊維質などと
一緒にさまざまな種類の炭水化物を
複雑な混合比で食べているのが通常です。


パンなどインスリン反応が速い食品だけでなく
豆類や果物など種類多くの炭水化物食品を
食べることが大切です。


すなわち、摂取する炭水化物の
食品の種類こそが最重要です。


例えば、成人型糖尿病を
発症させる遺伝子を持っている人でも、
「未精製・未加工」の炭水化物の食品を
中心とした食生活を続けておれば、
発症を防ぐ可能性があるのです。


このように「正しい炭水化物の食べ方」
を身につけることが、
自然治癒力を高めることになるのです。


また、脳の良質なエネルギー源としては、
パンやパスタなどよりも「ご飯」が最良です。


さらに、弥生人の遺伝子を受け継いでいる
日本人にとっては、
寒冷地に栽培される「小麦」よりも、
太陽の光を浴びて育つ「米」が最良です。


「米」の字の下の縦線を取ると「光」になります。
米は光(陽)に育まれたことを示しています。
ですから、たとえダイエット中であっても、
脳と体のために、
三食必ず「ご飯」を食べることが大切です。


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」◇◇◇(次回繰延)


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