自然治癒力を高める栄養素〜炭水化物の最良の食べ方

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(324)


脳の健康維持と自然治癒力を高めるためには、
六大栄養素が必要不可欠です。


糖質(炭水化物)、蛋白質、脂質、
ビタミン、ミネラル、繊維質です。
治癒力を高めるために共通するキーワードは
「抗酸化物質」の摂取です。


たとえダイエット中であっても
脳と体の健康維持のために
それらの栄養素は必要不可欠です。


炭水化物(糖質)制限など
厳しい食事制限が伴うダイエット法は、
脳の健康維持、自然治癒力維持にとって危険な方法です。


特に、脳のエネルギー源はブドウ糖ですから、
良質な炭水化物の摂取は必須です。
炭水化物(糖質)摂取を禁止するダイエット法は、
首から下の体に対する方法であり、
脳の存在を無視した危険な方法です。


[炭水化物の最良の食べ方]


(1)摂取する炭水化物の食品は、
精製加工度が低い食品、
インスリン反応が遅い食品を多く食べること。
豆類や果物類は欠かさず食べること。


(2)パンなどインスリン反応が速い食品を食べるときは、
「繊維質の多い食品」を同時に食べること。


(3)パスタは「かた茹で」で食べること。


(4)パンは、固く歯ごたえのある粗いものを選ぶこと。

(5)豆類は毎日食べること。
特に、天然の納豆菌で発酵し
稲なわで包まれた納豆は最良の発酵食品。


弥生人(稲作)を先祖にもつ
日本人の最良の炭水化物源は「米」です。
パン(小麦⇒寒冷地)よりも
毎食ご飯(米⇒太陽の光)を食べることをお勧めします。
この食習慣が、
日本人の治癒力を維持し
高める原点だと確信しています。


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(46)◇◇◇


◆「食塩」の種類と選択順位


◎体内の塩分濃度は、生命が誕生した太古の海の濃度と
  同じの「0.9%」と言われています。


◎日々に摂取する塩の良否は、
直接的に生命活動に影響を与えます。

1.「天然海塩(天日塩)」
 海水から天日で水分だけを蒸発させた塩。
 塩化ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、
ヨウ素など 海のミネラルが豊富に含まれている。
高血圧を誘発しないと言われている。
但し酸化しやすいので鮮度の良い物を少量ずつ買うこと。
保管は、密封容器で保管し、早い目に使い切ること。


2.「加熱塩(自然塩)」
 海水を凝縮し100℃で加熱し結晶させた塩。 
加熱により海水の酵素は破壊されている。


3.「再加工塩」
 岩塩を溶かし塩水に「にがり」を添加し加熱し、
 再結晶させた塩。 
但し、ミネラルのバランスは壊されている。


4.岩塩
 石炭のように山から採掘。ミネラルの結晶石。
 人体の消化負担が大きい。減塩必要。


5.精製塩(食塩)
塩化ナトリウム99%の食塩。
海水から塩化ナトリウムだけ抽出。
微量なミネラルは切り捨て。
高血圧を誘発する。使用しないほうが良い。


「安全に食べる知恵」第一部は今回で終了します。
第2部は「野菜類・果物類」です。


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