肥満者の食生活〜好きな物を好きなだけ食べる

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(302)

肥満者の食生活の実態は、自然治癒力を低下させる内容が多いのです。
1979年から現在に至る約1万3千人の肥満者の食事の実態の要約の続きです。

◆空腹になれば、満腹するまで好きな物を食べる。

食べる目的を知らないから、好物を好きなだけ食べるのです。
多くの肥満者は、ファーストフードやジャンクフードが好きです。
安く簡単に手に入り、いつでも、どこでも、食べられるからです。

また、自宅で食べている人のメニューは、
同じ物を繰り返して食べている場合が多いのです。
メニューの少なさが目立ちます。

若い女性の一人暮らし。
まな板も、包丁もないという。
すべて外食か、中食(惣菜、弁当、ファースト・フードなど買って帰る)。
冷蔵庫は、食材でなく、ジュース類、菓子パンなどの保存用。
空腹になれば、口当たりのよい、柔らかい物を食べる。
便秘、冷え性、生理不順、生理痛などの慢性的な不快症状。

「太ももだけを細くしてほしい!」
「太ももは体の部品ではありません。全身とつながっています。
　ですから、ある特定の部位だけを細くすることは不可能です。」
「部分やせって、できないのですね。」
「その通りです。」

「口で食べる」生活をしている人たちは、
「不健康」という仕返し必ず受けています。
当人の責任とは言え、無知であることがその原因です。
この人たちも、一から指導すると、見事に豹変します。
口だけでなく、「頭(脳)で食べる」ことも習得するからです。

人間らしい食生活に変わると、
「ココロとカラダ」が変わります。
その指導をするのが私たちの仕事です。

◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(35)◇◇◇

◆ソース〜合成食品添加物対策

◎ソースの種類は多彩です。
　・中華　・濃厚　・ウエスタン　・お好み焼き　・焼きそば
　・ステーキ　・ハンバーグ　・タルタル　・ホワイト　などなど。

◎ソースに使われている添加物は、アミノ酸系調味料、カラメル色素、
　増粘剤、甘草、香料など。

◎添加物の入っていないソースも売っています。表示をよく確認すること。

◎塩分の多いソースの使い方(ウエスタン、お好み焼き、焼きそばなど)
・すりゴマ、青のりを一緒に使うこと。含まれているカリウムよって、
　　塩分の害を弱める効果があります。

◎脂肪分の多いソースの使い方(タルタルなど)
・ブロッコリーやキウイを刻んで使うと、油の分解を早めて、
　　脂肪の害を少なくすることができます。

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