肥満者の食生活〜女性は感情で食べる特性がある

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(303)


肥満者の食生活の実態は、自然治癒力を低下させる内容が多いのです。
1979年から現在に至る約1万3千人の肥満者の食事の実態の要約の続きです。


◆女性は、「感情を癒す」ために食べることがある。


イライラや不安、欲求不満、ストレスなどが生じた時、
「感情で食べる」行動は、男脳にはない女脳の生物学的な特性です。

弊教室で過去に行った「女性ダイエッター408人調査」で、
「イライラや不満などの時、甘い物が欲しくなりますか?」の問いに、
約70パーセントの人は「ハイ」と答えています。
残りの約30パーセントの女性の脳は、男脳に近い女脳です。
男性の脳にも、女脳に近い脳の持ち主が約30パーセントいると推測されます。


人の摂食行動は、脳の三層構造と相関しています。
大脳基底核は「生命脳」とも言われている「視床下部」とつながっており、
空腹という「生理的な食欲」で摂食行動を起こします。


基底核の上層の「大脳辺縁系」は、
感情を生み出す脳であり、
不満、不安などの感情を癒す手段として、
また、それらの感情の代償行為として、
「感情による食欲」を生じさせます。
但し、この摂食行動は女脳の特性であり、
男脳にはない機能です。


上層の「大脳新皮質」は、人間脳であり、意欲、知能、理性を司る脳です。
「12時だから昼食」「美味しそうだから食べる」「付き合いで食べる」などの、
「12時、美味しそう、付き合い」は、概念です。
人は、空腹感が伴う生理的な食欲、
空腹感を伴わない「感情による食欲」と
「概念による食欲」もあります。

なぜ、多くの女性は「感情で食べる」のでしょうか。
この感情による食欲には、不思議な特徴があります。
「イライラしたら、サンマを焼いて食べなさい」と言っても、誰も実行しません。
感情で食べる時は、必ず、「甘い物」(ブドウ糖の原料)であるのです。
なぜ、女脳はブドウ糖を求めるのか? 
その謎解きの一端は、下記のHP「ホーム」でも概説しています。(続)


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(36)◇◇◇


◆「ふりかけ」〜合成食品添加物対策


◎食卓に「ふりかけ」を常備していませんか。
子供さん用の「キャラクター物」を置いていませんか。
それらには意外に多くの添加物が入っています。
特に子供用には、「子供の好きな味」「色とりどりにする」ために、
さまざまな添加物が使われていますので、注意が必要です。


◎ふりかけは、ゆでるなど手を加えて添加物を減らすことができません。
避けたい添加物は、「コチニール(カルミン)色素」(外国では使用禁止〜
変異原性の危険)。表示をよく確認し、無添加に近い物を選んでください。


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