講座(128)〜「異所性脂肪」とその対策

異所性脂肪とは、字のごとく
「異なった場所に沈着している脂肪」のことです。


「異所性」とは医学用語です。
代表的な症状として「異所性蒙古斑」があります。
臀部の上部の背中に青い斑が出るのが正常ですが、
それ以外の部位に斑が出ている症状のことです。
これ以外に「異所性尿道管」(膀胱以外に尿道が開口)
「異所性褐色細胞腫」(副腎髄質)などがあります。


この「第三の脂肪」と呼ばれている異所性脂肪は、
皮下や内臓に沈着する脂肪ではなく、
心臓や他の器官に付着する脂肪です。
一つ一つが球状になっている細胞ではなく、
膠(にかわ)状に近い性質があります。


この脂肪は肥満度に関係なく蓄積しますので、
普通体形の人でも、生活習慣病(糖尿病など)に罹ります。


異所性脂肪は、獣肉のラード(脂身)が主な原料です。
そして、慢性的な運動不足の人に多く沈着します。


一番危険なのは「内蔵脂肪型肥満」と「異所性脂肪」の合併です。


それらの対策に有効な方法の第一は、
獣肉のラード(脂身)を食べないことです。
このラードは異所性脂肪の原料だけでなく、
その脂肪には農薬や合成食品添加物などの
有害な化学物質が溶け込んでおり、
「食の安全」対策からも避けるべきです。


すなわち、「食の安全」対策をしていると、
「内蔵脂肪型肥満」と「異所性脂肪」の解消対策に有効です。


第二の対策は、こまめに体を動かす習慣を身につけることです。
「毎日、一万歩、歩く」などは、三日坊主になるだけです。
具体的なそれらの内容は、すでに本ブログで述べている通りです。


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