講座(118) 肥満の複合要因(C)生物的と心理的(イ)〜ホルモン分泌とココロ

生殖期間中の「ホルモン分泌のリズム性」の
影響による肥満については先に述べた通りです。
生殖期間中だけでなく、女性の「からだ」は男性と異なり、
更年期においても影響を受けています。


中高年の男性のメタボ腹は一般的ですが、
女性の平均的な閉経年齢の51歳以降の肥満に
ホルモン分泌の影響を受けています。


女性の性を得た思春期から
成人期の20歳にかけて自我が確立します。


それから30年が過ぎると閉経期を迎えます。
この意味で更年期は、まさに人生の「折り返し点」です。
ですから、後半の人生をどのように過ごすかは、
重大な関心事と言えます。


「生殖の性の役割の終わり」は、
女性の性の喪失という大変な変動期です。


この時期のホルモン分泌の変化は、
女性の「からだ」と「こころ」に与える影響は
男性には見られない大きなものがあります。


本来、更年期は一過性的な現象ですが、
女性の肥満と深い関わりがあるのです。

50〜60歳からのダイエットは、健康投資です。
食育の基本である「健全な食生活の確立」と
「食の安全対策」は、後半の人生を支える両輪です。


あなたの「食べ方」は、これらかの人生を健やかに楽しむか、
それともガンのリスクを負い、
また、病に苦しんで過ごすかの分水嶺です。


60歳前後の年代は、食育を受けていません。
それらの人たちは、今からでも遅くありません。
食育を勉強すべきだと思います。


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