講座(115) 肥満の複合要因(B)社会的と心理的(c)〜上司とストレス
職場で毎日、ストレスを感じている人が多くおられます。
このストレスの発散のさせ方に男女差があります。
男性の場合は、居酒屋などで酒を飲んで発散させることが多い。
ところが、女性の場合は酒でなく、
多くの場合、夜に身近に用意しているお菓子類、
特に甘い物、すなわち、ブドウ糖の原料になる物を食べて、
ストレスを癒します。
決して、サンマを焼いて食べても、癒されません。
女脳の特性がそうさせているのです。
食べながら、嫌な上司のことを考えると、
ますます食べる量が増えます。
センベイを噛む音が激しくなります。
男の場合は、嫌な上司の悪口を酒のサシミにして、酒がすすみます。
夜毎に繰り返されている風景です。
職場の上司という社会的な「環境」から受ける
心理的な「こころの状態」が
夜の間食行動へと追い立てて、
肥満を生じさせているのです。
