講座(87)「メタボリックシンドローム」とは?(3)


「性別・年代別」のメタボリックシンドローム該当者及び予備群者

の比率は以下の通りです。(平成19年国民健康・栄養調査より)

[20〜29歳]<男性>→ 9.1% <女性>→ 0%
[30〜39歳]<男性>→32.5% <女性>→ 2.1%
[40〜49歳]<男性>→41.5% <女性>→ 8.2%
[50〜59歳]<男性>→50.8% <女性>→14.1%
[60〜69歳]<男性>→61.6% <女性>→26.7%
[70歳以上]<男性>→56.7% <女性>→30.1%

男性と女性の数字(%9を比較されて、少し変だなと思われませんか。

男性に比べて、女性の該当者が全年代において少ないのです。


この格差が生じている原因は、内臓脂肪型肥満の判定基準です。

腹囲(ヘソ周り)サイズ

[厚生労働省]   →女性:90cm以上 / 男性:85cm以上

[国際糖尿学連合] →女性:80㎝以上/ 男性:90㎝以上
(日本人向けサイズ)

★ヨーロッパ女性→83㎝以上


女性の日本基準と国際基準の「10㎝」の格差は、

統計上の数字の異常だけでなく、生活習慣病の予防に

暗い影を落とす可能性があります。


過去1万人を超える女性肥満者の実態を知る者として、

日本基準は、実態とかい離しています。

国際基準の「80㎝以上」が正解です。


女性の方、90㎝以下だからと安心していてはいけません。

80㎝以上の方は、くれぐれもご注意ください。


「腹囲(ヘソ周り)サイズ」だけで判定するのではなく、

別の方法でも判定する簡便な方法があります。

詳しくは〜「やせるヒントは脳にある」
(西日本新聞社・刊)をご一読ください。

第一章「本当のダイエット」

□肥満度の判定
□死の四重奏
メタボリックシンドローム、他

全国書店で好評販売中です。
ネットでご購入(定価:1,575円)送料無料)は、
西日本新聞ネット書店


●日本初の「男性用」と「女性用」の
ダイエット・プログラム発売中!!
自宅で誰でもが気軽にできる「食育・ダイエット」です。
ダイエットに高額な費用を使う時代は終わっています。

★内容をお確かめください〜自然流健康ダイエット教室