脳が主役です〜アルツハイマー病の原因物(2)

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.477)〜

(No.475)アルツハイマー病の原因物(1)からの続きです。


Aβが細胞間か細胞内かの違いによって、
発症を遅らせるための投薬などの治療が異なることになります。
この研究において
日々の食生活に直結する重要なことか分かりました。


「細胞内に魚の油に含まれている
ドコサヘキサエン(DHA)を投与すると、
脳の細胞死を抑制できることも判明した。」
(前記No.475の西日本新聞より引用・改変)


DHAは、サバ、イワシ、アジなどの青魚に豊富に含まれており、
日常的に食べることが、
アルツハイマー病の予防に有効であることが分かったのです。


「タウ」とは、リン酸化されたタウ蛋白質のことで、
脳のゴミといわれています。
タウは、アミロイドβによって老人斑が発生している
神経細胞に繊維状の固まりとなり蓄積します。
このタウの毒性によって神経細胞が死滅するのです。


アルツハイマー病の原因物質のアミロイドβの蓄積は、
20年から30年前から始まっています。
70歳代で発症した人は、
40歳代からアルツハイマー病の原因が生じていることになります。
認知症は高齢者だけの問題ではなく、
30歳代、40歳代の人たちの今日的な問題です。


◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
新著・全国書店で好評発売中!
「脳が元気になる生き方」
「チン」すると、脳も「チン」される
瀬野文宏・著 / (株)表現社・刊
ISBN978-4-907158-12-5
四六判 279頁 (定価)1500円+税

「チン」しても魚が焼けない! なぜ?
「加熱」ではなく、破壊による「自爆熱」だから。
破壊された食べ物などは、アルツハイマー病などの
認知症とガンの原因になる!!?? 詳しくは本書に〜
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
本書の「目次」は〜
自然流健康ダイエット教室
http://www.1979diet.co.jp/