脳が主役です〜脳の疾患者が増えている

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.475)〜


65歳以上の高齢者3079万人(2012年)のうち、
認知症の人は推計15%の462万人です。
世界の認知症患者数の10%を占めています。
日本は「認知症の先進国」です。


有病率は、74歳までは10%以下ですが、
85歳以上では40%超。
どの年代でも女性の発症率が高いという。


65歳以上の介護保険の使用者の約80%、
「要介護5」では97%が認知症患者です(厚労省)


それらの認知症患者数は、
4大疾病のトップの糖尿病患者数の270万人を大きく上回っており、
2位のガン患者数152万人の3倍にも達しています。
(2011年『患者調査』厚労省)


この認知症患者の半数を対象に長期入院を解消するために
「入院2カ月内」とする方針を厚労省は決めて、
都道府県に通知をしています。
退院させられた患者の多くは家庭内で介護しなければなりません。
高齢者同士の家庭では悲惨な状況におちいる可能性があります。


自宅や施設で介護ができず「精神科病院」に
長期入院する認知症の人が増加しています。
5万3千人(2011年)の入院患者のうち、
1年以上の長期入院が約60%も占めています。


入院理由(複数回答)の約80%が「徘徊」「暴力」の症状の悪化。
そして、医療の必要性だけでなく、「介護者の事情」が約40%、
「家族の疲弊」が約30%。


このように脳疾患者が増加している原因に、
「体の健康維持に必要な栄養の供給が満たされておれば、脳の健康維持ができる」
との間違った認識があります。


脳と体では栄養物質の取り込むシステムが
根本的に異なっているとの認識が欠如しているからです。


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