脳が主役です〜脳が生み出す三つの食欲(3-2)

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.469)〜


その3の「感情で食べる」の続きです。


男性肥満者にはない
この「感情で食べる」という食行動の謎は、
脳の構造と機能の性差にあることが原因です。


それは、ヒトの種の繁殖、繁栄に関わる
脳のシステムだと考えています。


生命脳といわれる「視床下部」は、
食欲や性欲など生命の営みに
不可欠な機能を司っています。
食欲を司っているのは外側核(摂食中枢神経)と
腹内側核(満腹中枢神経)です。


性欲中枢は、男脳は背内側核、
女脳は腹内側核(満腹中枢神経)であり、
脳の構造と機能に性差があります。


女脳の腹内側核は「食欲と性欲」の
ロート状の核が近接しており、
表裏一体の関係があります。


食欲は「ブドウ糖」の受容によって核が「満足」し、
性欲は「エストロゲン」の受容によって
核が「満足」します。(続)


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