遺伝子組み換え作物による食糧難対策の放棄(1)

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.428)


GM作物の栽培を推進することのメリットについて
先に述べたように
「今後の食糧問題や地球環境問題などを解決するため」
と主張されていました。


ところが、GM種子の発祥の地のアメリカでは、
GM作物について揺れ動いています。


同社のCEO(最高責任者)が財政難の責任をとり辞任。
後任のCEOはすでに「世界を救う使命」という
スローガンを降ろしています。


新CEOは、「短期的には、大半の作物が栽培されている
アメリカ大陸が、弊社の最大の対象になるだろう」
と発言しています。(「食の終息」より引用)。
将来の世界の食糧難対策だとの公言を取り消したのです。


放棄の理由は、
アフリカや南アジアの地に適したGM種子の開発には
膨大な費用が必要で採算が取れないとの理由からだという。


このような状況下でモンサント社など
多国籍企業アメリカ政府は、
自由貿易をたてに、
輸入に強硬に反対している
EUのフランスなどの国に圧力をかけています。
しかし、フランス政府は毅然として拒否しています。


フランス国民は自国内ではGM作物・食品を
口にすることはありません。
一方、韓国はアメリカとのFTA交渉(二国間自由貿易協定)の
事前条件で「アメリカで科学的安全性が認められた
GM食品は無条件で受け入れる」ことを認めさせられており、
「食の植民化」が進行中です。(続)



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