GM作物・食品に対するフランスと日本の違い(3)

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.421)


フランスと日本との違いは、
自然や食に対する哲学の差異、
国民の生命と健康を守る政府の意志の差、
食料自給率の高低、
そして何よりも政治力の強弱の違いだと思います。


GM作物・食品とは違いますが、
フランスという国は、
文化・伝統を守ることに対する意思の強さは見事です。
「文化の担い手の町の書店」を守るために、
「反アマゾン法」を決めたと報じられています。
(2014年6月26日)


インターネットによる本の販売に関して、
配送無料サービスを禁止する内容です。
アメリカの大手ネット・グローバル企業の
アマゾンの攻勢から「町の本屋」を保護するためです。
「わが国が持つ本に対する深い愛着を示した」
と語られています。


GM種子のモンサント社
ネット販売大手のアマゾンは取り扱う物は違いますが、
国の根幹に関わる「食」「文化・伝統」に対する
フランスの毅然とした決意に脱帽せざるをえません。


「GM作物・食品の消費量は世界一」、
「アマゾンの市場獲得を助長」の日本の現状と、
フランスの対応は真逆です。


国民にとってどちらが幸せかを
論じる必要はないでしょう。


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