脳と免疫系の関係〜ウイルスや菌類と腫瘍細胞

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(299)


ウイルスや菌類などの病原微生物の
体内への侵入やガンなどの腫瘍細胞の発生と増殖は、
免疫系を活性化し、
免疫細胞から放出されたサイトカインなどが脳への伝達物質となり、
脳の神経系や内分泌系の機能に影響を与えます。


例えば、発熱すると生体の恒常性の維持のための反応をします。
免疫系からのシグナルによって誘導された脳の神経系と内分泌系は、
逆に生体の免疫系に影響を与えて、
脳と免疫系とが一体化して、生体の恒常性維持、
すなわち病原体や腫瘍による発症を阻止する働きをするのです。


病原性のウイルスや菌類など外部からの抗原に対して、
過剰に反応した場合はアトピーなどの「自己免疫疾患」となり、
低反応の場合は「ガン」が発症します。


さらに、脳内のセロトニン濃度の低下による「うつ病」は、
免疫機能の低下や発ガン性を誘発することがあると言われています。


免疫機構と栄養摂取状態との関係、特に栄養過多による肥満は、
脂質異常症(高脂血症)や高インスリン血症が
免疫機能の低下の原因となっています。


また、肥満に伴う血中の遊離脂肪酸はリンパ球の分裂反応を抑制します。
さらに高インスリン血症によってもリンパ球の働きを弱めます。



◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(33)◇◇◇


◆醤油 〜「合成食品添加物遺伝子組み換え作物」対策


◎醤油は、毎日、絶対に欠かせない調味料ですから、
「ラベル表示」の意味を知っておくことが大切です。


◎「国産大豆100%」の表示されているものを選んでください。
 表示されていないものは「遺伝子組み換え大豆」使用です。

◎「○○風味醤油」など、加工されたものには、合成食品添加物
 が含まれているものがありますから、表示をよく確かめること。


「表示の見分け方」


本醸造〜大豆に小麦と塩を加えて造られたもの。


□天然醸造本醸造の中で、高温にならないように醸造されたもの。


□丸大豆醤油〜大豆をまるごと使って醸造したもの。


□減塩醤油〜普通の醤油の塩分は16〜18%ぐらいです。この濃度を
 半分の9%ほどにしたもの。塩分が11〜14%のものは「うす塩」
「あさ塩」「あま塩」と呼ばれている。表示を確認すること。


□うす口醤油〜うす口とは「減塩」のことではありません。
 「色をうすく」したもので、塩分は「19〜20%」と多めになっています。


□普通の醤油〜丸大豆から食用油を搾り取った後の「脱脂大豆」を使っています。
 原材料名に「脱脂加工大豆」と表示されています。


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