免疫力を弱める原因

[脳/食育/自然治癒力/DIET]講座(295)



私たちの身のまわりには、
免疫力を弱くする環境や条件が多くあります。


1.生活の乱れと歪み


日々に私たちが食べている「食物」、
すなわち、栄養素が、偏食や欠食によって
脳と体が必要としている最低の基準を満たしていない場合、
また、免疫力の維持に不可欠な特定の栄養素が不足していると、
免疫力は急速に低下します。
このような食生活は、すでに先に述べました肥満者に多くみられます。
野菜類、果物類などの摂取不足です。
その反対に、動物性脂肪の摂取過剰です。


2.ストレス、老化


すでに述べている通り「心のありよう」が
免疫力を強くしたり弱くしたりします。
ストレスで気持ちが落ち込んでいると、
免疫力を抑制する物質が神経系細胞から放出され、
それが原因で感染症などに罹りやすくなります。


20歳前後をピークに加齢と共に免疫力は低下します。
ある意味では、自然現象ともいえます。
加齢によって胸腺が縮小するために、
胸腺由来のT細胞の減少が主な原因です。
高齢になると風邪などの感染症やガンに罹りやすくなります。


3.有害化学物質


すでに本ブログで幾度も繰り返し述べている「有害化学物質」です。
現代の生活はそれら物質で囲まれて生活をしています。
何人も逃れることのできない生活環境、食生活環境です。
農薬やダイオキシン類などの「環境ホルモン」と
化学物質で造られた「食品添加物」が主なものです。
それらの物質は体内の脂肪に溶け込んで蓄積され続けています。
その中には、免疫系に重大な影響を与える有害化学物質が多くあります。
例えば、免疫系がそれら物質によって狂わされて
異常反応を引き起こして発症する「アレルギー疾患」などです。


次回から、脳と免疫系の関係などを述べます。


◇◇◇◆[食の安全対策]◆◇◇◇「安全に食べる知恵」(30)◇◇◇


◆「カップめん」〜「合成食品添加物環境ホルモン」対策


◎日本のジャンクフードの代表。食事代わり、おやつ、夜食などに使われています。
 結着剤や品質改良剤の「リン酸塩」、増粘多糖類(発ガン性のカラギーナン含有)、
「植物性タンパク」(リン酸塩が添加)などの添加物が使われているものがあります。


◎常食は避けること。やむえず買う時の注意点は、
「紙製の容器」「リン酸塩、増粘多糖類、植物性タンパクの表示のないもの」
「麺と調味が別々になっているもの」を選んでください。


◎丼など容器に移し替えてから、熱湯を注ぎ、1分後に その湯を捨てること。
(その湯には添加物が溶け出している)


◎その後に調味料と具を入れて湯を注ぐ。2分後に出来上がり。(3分出来上がりの場合)



★日本初の男女別の「食育・ダイエット」CDプログラム好評発売中です。
 「三食・安全・健全」な食生活の実践方法を伝授。
お申込は〜自然流健康ダイエット教室