脳が栄養失調になる食生活。

[DR.BRAIN_DIET〜脳&食育]講座(239)


現在、ほとんどの人は脳の栄養について無関心だと思います。
首から下の肉体の栄養学については知っていても、
脳の栄養については知らないというのが実態だと思います。


代用加工食品類や単品の食べ物を使ってやせることは、
肉体を飢餓の状態に追い込んで病的に「やつれる」ことです。
当然、脳は栄養失調になります。


また、栄養のことを考えずに、
好きな物を、好きなだけ食べる生活をしている人たち、
ファーストフードや外食、弁当、丼物など
単品物に依存している人たちも
同じように脳が栄養失調になります。


それらの方法では、脳が必要とするエネルギー源と
多種多様な栄養物質の供給ができませんので、
確実に脳が栄養失調の状態になります。


栄養失調でガリガリにやせている
アフリカの子供たちの姿を思い浮かべてください。
生理的な食欲があっても、
食べる物がない飢餓の状態です。


脳も飢餓で苦しむアフリカの子供たちと同じ状態になります。
脳が日々に必要とするエネルギー源と
維持と活性に必要な栄養物質を補給しないと、
脳が飢餓の状態になり、
栄養失調になるのは必然のことです。


すなわち、「脳の健康」と「体の健康」は別です。
この認識の欠如が、脳の存在を無視した
首から下の肉体に対するダイエット法を氾濫させている原因です。
それはまた、原因不明とされる認知症などの
脳機能障害の誘因にもなっていると考えます。


本来、「ダイエット」および「栄養素の摂取」の目的は、
脳の健康維持・増進を優先した
「全個体=心身の健康」を目指すものでなければなりません。
なぜなら、脳が健康でなければ、体の健康はありえないからです。


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