健康減量と痩身の違い。

[DR.BRAIN_DIET〜脳&食育]講座(232)


食育基本法」において、「過激な痩身」に警告を発しています。
「痩身」(病的にやつれる)ではなく、
健康的に「やせる」ことの正確な意味は、
三食、普通の食物を食べながら、
体内の余分な脂肪量を減らして適正な量に調節する
「健康ダイエット」のことです。


バナナなどの単品食品や代用食品類を食べて、
単に体重を減らすことを「やつれる」と言います。


別名「痩身」という言葉が使われています。
「痩」とは「病的」という意味があり、
「やつれた身体になる」ことです。


さらに、バナナなどの単品・代用食品類を使う、
また、厳しい食事制限による方法は、
首から下の肉体に対する方法であり、
一番重要な臓器である「脳」の存在を無視しています。


すなわち、人を全個体としてとらえず、
肉体(カラダ)と脳(ココロ)を分離しているのです。
前者の健康ダイエットにおける
減少体重に占める脂肪量の比率は80%〜90%台です。
残りは、脂肪組織縮小によって不要になった水分などの排出量です。


後者の「痩身」における
減少体重に占める脂肪量の減少比率は50%以内です。
残りは筋肉や臓器の衰退、
あるいは水分の排出による一時的な体重の減少であり、
不健康な「やつれ」の状態です。


やつれた身体になると、脳はその状態を察知し、
回復させるためにさらに「食べよ!」との強い信号を発します。
この結果、過食状態になり、激しいリバンド現象が生じます。


このリバンド現象は、脳から発せられる指令に基づく、
生体の自然な防御作用です。


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