肥満は結果。原因は別です。

[DR.BRAIN_DIET〜脳&食育] 講座(167)



体重の増加は「結果」であり、「原因」ではありません。


その人の現在の体重は「結果」です。
50kgから60kgに太るには、太る「原因」が必ずあります。
原因がなくて太ることはありえません。


ところが、ダイエットする人は
結果である増えた体重を減らそうとします。
増えた原因を無視して、単に体重を減らすことを目的にしています。


体重を減らすために代用食品類やバナナなどの単品を使ったり、
あるいは、厳しい食事制限は当然だと思っています。
その結果は、不健康な「病的にやつれた身体(痩身)」になります。
そして、事後のリバンド現象を誘発します。
病的な原因を除くと、
肥満は今までに口に入れた食べた物が姿を変えた結果です。


太る食べ方をすると太るのは至極当たり前のことです。
空気や水では絶対に太らないのですから。


だから、「太る食べ方という原因を改善」
することが本物のダイエットです。


「結果である体重を減らすこと」
がダイエットではありません。


代用食品類の使用や厳しい食事制限などは、
首から下の肉体を飢餓の状態にして、
単に体重を減らしているだけです。


肥満の原因は残されたままですから、
雑草を刈り取るようなものです。
その根は残されたままですから、
事後にまた肥満という雑草が生えてきます。


この根本的な真理が理解できれば、
リバンドしない本物のダイエット成功者になれます。


そして、バナナや納豆などの単品食品類や
代用食品類などに依存することの
間違いと愚かさに気づくはずです。


Man is what he eat.


DR.BRAIN_DIET=自然流健康ダイエット教室