ダイエットの常識が覆るシリーズを始めます。

[DR.BRAIN_DIET〜脳&食育]講座(165)


肥満するのは、病的な原因を除くと、
「食べ方の間違い」である。
この間違いを、その人の年齢や生活環境に合った
「食べ方」に改善することが本物のダイエットである。
いくら運動しても、食べ方が間違っているとやせることはできない。


これからのシリーズの目的は、ダイエットに関わる世間の常識を
覆すことに焦点を合わせる。


常識とは、世の中の人たちが「そうだ」と思っていることであり、
「事実か」「真理か」とは、無関係である。
私たちは日常的に「常識」が覆るのを実感している。
TVから「バナナでやせる」と放映されると、
スーパーからバナナが消える。
買いに走った人は、その時はそれが常識と信じていたのである。


ダイエットに関わる常識には、多くの非常識がある。
「○○を食べてやせる」など、
世の中に「やせる方法」が過去に数百種類はある。
ある医師が言っていた「自分の尿を飲んでやせる」は、
その極限の非常識な方法である。
同じ人間の体に蓄積している余分な脂肪を減らす方法が、
数百種類もあること自体が可笑しいと、気づくべきである。


以上のように「脳」「食」「有害化学物質」のことは、
現在では、誰でもが知っている事柄であるが、
1980年頃は「脳」のことは無関心であった。


「食」も栄養のバランスという言葉に振り回されていた。
今では「食の安全」を無視した栄養指導は成り立たない時代である。


それらの時代の変遷の裏には、
増え続ける「ガン死亡者」の問題が隠されている。
多くの人は「ガンの治療」には関心があっても、
「ガンの予防」には無関心である。
認識すべき優先順位が逆である。


このシリーズは、そのような現状認識にたち、
次回からダイエットに関わる問題を提起する。


DR.BRAIN_DIET=自然流健康ダイエット教室