(号外)人間の無限の「破壊性と創造性」〜脳神経系統の仕組み(1)

8月15日は敗戦から65年。終戦ではなく敗戦である。
多くの人命が失われる戦争という行為は、無限の破壊性、破滅性がある。
その象徴が原子爆弾である。
国家間の戦争、部族間や宗教観の争い、自爆テロ、特攻隊、殺人事件。
それら言葉の違いはあるが、人が人を殺す行為であることに間違いはない。


日中戦争が始まった1937年に生まれて、65年前は国民小学校1年生。
朝礼後に校庭で竹槍を持たされて走り、
ワラ人形を刺す訓練を受けていた。
何のためにこのような練習をするのか、当時は理解できていなかった。
ただ、先生の号令によって動かされていたのである。
今に思えば「人を殺す訓練」であった。


一方で人間社会における創造性のシンボルである科学の進歩は、
限りなく続いている。
小惑星を探査し帰還した「はやぶさ」がその象徴といえるだろう。


「原爆」も「はやぶさ」も、科学の力の結晶である。
いや、人間の脳のなせる技(作用)である。


65年後の72歳の今年、未経験の素人だがHPを初めて制作、
ブログを複数運営し1年余り。PV数はすでに10万を超えている。
昨年末からTwitterを始めて1500のフォローを頂いている。
今月からmixiに挑戦中である。
65年前に竹槍を持っていた手が、
今はPCのキーをたたいている。
不思議な感慨である。
これも脳のなせる技である。


無限の創造性と破壊性を生み出しているのは、
脳の「快感神経」と呼ばれている神経系統である。
この神経系統の伝達物質は、快感物質であるドーパミンである。
ドーパミンは、チロシンというアミノ酸で生成されている。
タケノコの白い粉がチロシンである。


無限の創造性と破壊性を生み出す脳の仕組みは?
今日、明日、明後日、三回シリーズで述べる。(続)

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