講座(104) 肥満の要因(2)生物学的要因(C)「人生のサイクル」(その1)続

思春期の女性の体は、身長が伸びるより先に
横幅が太くなります。この状態を誤解して
「やせたい!」と、代用食品類を使ったり、
栄養失調になるような減食でやせようとすると、
骨格の成長の阻害や月経障害の原因になります。
娘さんがおられる母親の皆さん、
くれぐれも注意してください。


さらに、もう一点、注意をします。
思春期は、成人期に移行するための最後の発育時期です。
すなわち、すべての体細胞が分裂し増殖している時期です。


当然、脂肪細胞も増殖しています。
この最中に「過食」の状態にしていると、
脂肪細胞が異常に増殖します。
正常な人の二倍、三倍と増殖した体になると、
生涯、その脂肪細胞は減りません。
「脂肪細胞増殖性肥満者」の誕生です。


成人期にも確率高く移行しますので、
一生、肥満に悩まされることになります。
「娘さんの肥満は、母親の責任だ」という理由です。
可愛い娘さんに、肥満とい重荷を背負わせてはいけません。


この「脂肪細胞増殖性肥満」は、正しいダイエット法であれは、
解消することができます。その具体的な解消事例は〜
DR.BRAIN_DIET=自然流健康ダイエット教室「35kg減量物語」をご一読ください。