講座(102) 肥満の要因(2)生物学的要因(B)「性差」

性差とは、体だけでなく、
脳の構造と機能の差異が重要なポイントとなります。
この脳の性差を無視したダイエット法は、
確率高く失敗します。


もとより人間としての女と男には共通する
脳の構造と機能は当然あります。
しかし、受精した性染色体の違いの
「XX」と「XY」の違いは、
体の形態的な性差だけでなく、
脳の構造や機能に差異をもたらせています。


「種を蒔く性」と「種を育てる性」の違いは、
体内の成分の構成比率の違いとなっています。


筋肉量(蛋白質)と脂肪量に差異があります。
男は筋肉量が多く、女は脂肪量が多いのは
「性差」の影響です。その差はそれぞれ約5%です。


女は男に比べて
脂肪を蓄えやすい体になっています。
すなわち、肥満しやすいのです。


人類最古の芸術品といわれている約2万5千年前の
小立像「ヴィレンドルフのヴィーナス」がその象徴ともいえます。


女性が肥満しやすい具体的な体の仕組みとは?

DR.BRAIN_DIET=自然流健康ダイエット教室