発ガン性物質のダイオキシン類のあなたの摂取量は〜

[脳・健康・食・DIET] 講座(No.389)


環境ホルモンとは
日本における造語です。
正式名称は
「外因性内分泌かく乱化学物質」です。
その代表格が猛毒の「ダイオキシン類」です。


ダイオキシンという
単体の物質は存在しません。
WHOによる広義の
ダイオキシン類に含まれる化合物は、
ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン、
ポリ塩化ジベンゾフラン、
ダイオキシンポリ塩化ビフェニル
3種類に大分類されています。


この分類に含まれる化学物質は
約400種ありますが、
そのうち31種については
強い毒性(発ガン性など)があります。


平成17年度における私たちが
食品からのダイオキシン類の1日摂取量は、
体重1㎏当り(平均体重を50㎏として計算)
「平均1・20±0・66pg/TEQ」です。
(pgは1兆分の1g。TEDは毒性等量の単位)
(厚労省食品安全部)


平均数値は、
耐容1日摂取量(TDI/pg・体重1㎏当り)の
「4pg」より低く、安全水準とされています。


この4pgは、2001年に施行された
ダイオキシン類対策法」によって決められています。


この基準が国会で決められる際に当時の野党は、
WHOの最終目標値の「1pg」を主張していましたが、
政府案の「4pg」になったのです。


もしもこの時「1pg」に決まっておれば、
平成17年度における
国民全体の摂取量は危険水準となります。
2013年においてもほぼ同水準です。(続)


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